立花彩の片割れ part2

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彩side

彩(なんで小鈴ちゃんが泊まるの？)



藍(色々…)



むむっ！これは何か隠しているぞ！←



藍(あ、そうだ彩。小鈴ちゃん、当分家に泊まるかもだからよろしく。)



あー、もう知らないっ！



すると突然藍が倒れた。



咄嗟に黒木君が受け止める。




黒｢おい、大丈夫か片割れ。｣



大丈夫ではないでしょう。



藍｢ごめん、大丈夫だから。｣



藍はそう言い黒木くんの元から少し離れる。



藍｢うっ…｣



頭痛がしたらしく、頭を抱える。



やや過呼吸気味だし、大丈夫では無いね。



上｢大丈夫だなんて嘘つくなよ。大人しく黒木の元に居ろ。｣



上杉君がそう言うと黒木君が藍をなんとお姫様抱っこ。



藍は少し睨んだけどそれ以上抵抗する気力が無かったらしく、そのまま素直に身体を黒木君に預けた。



黒｢かなり熱あるね。アーヤ、早めに来てくれるようにお願いして。｣



私は頷く。



彩｢皆家に泊まる？｣



そう聞くと皆は顔を見合わせ無言の話し合いをはじめた。



ふと小鈴ちゃんの方に目をやる。



ぼうっと何かを考えているようだった。



はて、どうしたんだか。



やがて皆に威圧された小塚君が仕方なさそうに口を開く。




小｢もしアーヤ達がいいなら出来れば泊まりたいな。けど、お願いがあるんだ。アーヤ達と…つまり女子と僕達男子で部屋を分けて欲しい。それが出来るなら泊まりたいな。｣



あぁ、それなら大丈夫だ。



私と藍の部屋の隣、向かって右隣は一真兄と一颯兄の部屋だけど、左隣は客室だもの。



彩｢わかった。｣



家に電話をかけると、何故か忙しいはずの一真兄が出た。



皆を泊めたいと言うことを話すと何故か女子か男子かを聞いてきて、


女子1人男子6人って言ったら女子はいいけど男子はダメとか言って、


取り敢えず男子は1日だけだからとか、部屋は男子は客室使ってもらうからとか、


説得は私がするからとか言ったら、なんとか承諾してくれた。ふぅ。

続編行きます(汗)→←87

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