立花彩の片割れ part2

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彩side

中に入ると電話でしか話したことのないお母さんが元気よく言った。


晶｢藍、彩。お帰り！｣


藍｢お母さん！ただいま！｣


彩｢お母さんがいるってことは本当にここ私家なんだね…なんか実感わかない…｣ﾎﾞｿｯ



少しの間(2、3秒くらいだけどね。)沈黙があった。


お母さんがきりだす。



晶｢自己紹介しましょう。藍と彩が顔と名前が一致しないと思うから。特に一真と一颯ね。
じゃ、私、わかると思うけど、貴方達のお母さんで名前は晶子。
これからよろしくね。藍、彩。｣



うん。優しそう。美人。若い←



弘｢君たちのお父さんで名前は弘人。立花財閥の現社長だよ。藍、彩、久しぶりだね。これからよろしく。｣



うん。なんかイケメン、けどしっかりしてそう。



弘｢じゃ、次一真。｣



真｢えっ、俺？｣



お父さんとお母さんが大きく頷く。



真｢まぁいっか。長男の一真。17歳で学校は開成。
立花財閥の跡継ぎになった。よろしくな。藍、彩。｣



こっちもイケメン。


なんかしっかりしててカッコいい感じのタイプかな。



颯｢次男の一颯だよ。15歳で学校は開成。藍、彩、よろしくね。｣



うーん。またしてもイケメン。


一颯兄はおっとり系かな。癒し系って感じ。


2人共モテそうだなぁ。


男子校じゃなかったら絶対モテてたよね。


藍も美人だし、美男美女家族だなぁ。私以外。



晶｢次、藍。｣



藍｢えっ私も？｣



晶｢もちろん。｣



藍｢えーっと、双子の姉の方の藍です。13歳、東朋に通うことになりました。これからよろしくお願いします！｣



彩｢双子の妹の方の彩です。13歳、東朋に編入しました。これからよろしくお願いします！｣



晶｢よし！自己紹介終わったね。藍と彩の部屋なんだけど、一緒と別々、どっちがいい？｣



藍彩｢｢一緒がいいな。｣｣



晶｢分かった。じゃ、おいで。案内するから。｣



私達はお母さんについて行って、部屋に入った。



晶｢隣にお兄ちゃんの部屋があるから、困った事があったら遠慮なく聞きに行ってね。｣



藍彩｢｢はーい｣｣



晶｢じゃ、ご飯になったら呼ぶね。｣




そう言ってお母さんは部屋から出ていった。

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