29 ページ34
彩side
次の日の朝私はいつもどうりランニングをしていた。
そういえば、ランニング始めたのって黒木君がしてたのを見てだったっけ。
それで私も努力しないとKZ皆についていけないなって思って始めたんだよね。
1回会ったこともあったな。
あれ以来、会ってないな。
まぁ、お互いコース変えたりしてるからなぁ。
でも今会ったら気まずいし、好都合かも。
そう思いながら角を曲がるとその先に黒木君の姿が。
え、もしやこれがフラグと言うもの?←
止まったら心臓に悪いから進んでるけど黒木君もこっちに向かっているわけで。
…このままだと鉢合わせじゃん!
うぅ…避けられん…
藍ー!…は多分寝てるよね。
ちょっとずつ寝るの遅くして起きるの早くした方がいいよって前言ったから
昨日おはようって言ってきたのは私がランニング帰ってきてからだった。
だけど早くなるんだったらせいぜい5分か10分だし。
どうしよー…。
そう考えていると黒木君がいつの間にか目の前に。
どうしよう気まずいって!
黒「やぁアーヤ、久しぶり。」
黒木君が足を止める。
ちょっと話すつもりなんだろうか。
なるべく、短くして欲しいなぁ。気まずいし。
まぁ平常心を装おう。
彩「久しぶりだね。おはよう、黒木君。」
大丈夫…なはず!
大丈夫だと思いたい!←
黒「まだランニング続けてるんだね。」
黒木君その後の「KZ抜けても」が丸見えだよ。
目がそう言ってる。←
彩「うん。日課になってるんだ。」
そろそろ切り上げよう。気まずすぎる。
彩「じゃあね、黒木君。」
そう言って黒木君の横を通ろうと思い足を動かし始めた瞬間っ!
黒「アーヤ。」
えぇ〜まだあるのぉ〜?←
彩「なぁに?」
黒「いつか、戻ってくる?」
KZのことだろうな。
でも、それも内緒。
彩「あと3週間だよ。待っててね。」
そして今度こそ足を動かす。
彩「じゃあね、黒木君。」
黒「ん、じゃあね、アーヤ。」
黒木君、そんな目をしないで。
私は走り出す。
少し後ろを振り向く。
彩「ごめんね…」
この声は、黒木君に聞こえたのかな?
どっちでもいいけどね。
33人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
K(プロフ) - りぃあ♪#さん» どういたしまして! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - Kさん» そうなんだ!教えてくれてありがとう! (2019年10月22日 19時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - りぃあ♪#さん» hitは読まれた回数だよー!(今度はちゃんとレスしたぜ!) (2019年10月22日 18時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - Kさん» うん、私もたまにある笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
りぃあ♪# - 草刈り機大魔王さん» いいよ! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 77648adcbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りぃあ♪# | 作成日時:2019年9月26日 20時