俺は ページ19
ジュダルside
俺は…Aの…
ジュ「…」
ニコラ「…黙ってないで、何とか言えよ」
うるせえよ…そんなの、俺だって知りたい。
俺はAが好きだ。
でも、Aの気持ちはどうなのか、知らない。
Aは、俺のことを邪険に思ってるのかな。
俺のこと、迷惑だと思ってるのかな。
そう思うと、俺は何なのか知らない。
でも
ジュ「…俺は、Aが好きだ」
ニコラ「!!」
その気持ちだけは、誰にも負けない。
そう思い、ニコラを睨んだ。
ニコラ「…ふーん、じゃ、ライバルってわけね…」
ジュ「ライバル?お前はあのラマって奴と一緒に住んでんじゃねーのかよ?」
婚約してるみたいだし…
ニコラ「…それには、訳がある…」
するとニコラは顔を俯き、ボソッと呟いた。
訳?婚約の?
ニコラ「…その前に俺はAに話したいことがある。…出てってくれないか」
ジュ「はあ?馬鹿かお前。好きな奴が目の前にいるんだ。好き勝手できるチャンスだろーが」←
ニコラ「下衆かお前は」←
ジュ「んだとっ!?」
俺はニコラの胸ぐらを掴んで睨んだ。
そしたらニコラも俺の胸ぐらを掴んで睨んだ。
ジュ「…やんのか?俺、強いぜ?」
ニコラ「…そー言ってる奴ほど弱いって知ってるか?」
ジュ「このやろっ…」
貴「んっ…」
その時、Aが起きた。
ジュ・ニコラ「「A!!」」
ジュ「はもんじゃねーよ!クソやろー!!」
ニコラ「こっちの台詞だバカやろー!」
ってこんな奴と争ってる暇はない。
俺は急いでAの元に駆け寄った。
ジュ「A、平気か?」
貴「んぅ…?誰…?」
Aは寝ぼけ眼で俺を見つめてた。
貴「…!ジュダル!!」
ジュ「あa…」ぎゅっ
俺が返事をしようとした途端、抱き着かれた。
ジュ「…っ!!?///」
貴「…うっ、ヒック」
Aは泣いていた。
貴「うぅ…来てくれるとっ…信じてた…」
ジュ「…」
俺はAを優しく撫でた。
その様子をニコラが見てると忘れて
ニコラ「…っ」
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りぃりぃ♪(プロフ) - 紅梨さん» 感動していただいて光栄です!ラマは美しく成長してますよw (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - あゆみさん» ありがとうございます! (2015年8月5日 9時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
紅梨 - オォ泣いたぜ俺は………ラマちゃん美人すぎやろ (2015年8月1日 5時) (レス) id: 3fc559cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - すごく、良い作品でした! (2015年7月19日 11時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - キルアloveさん» ありがとうございます!ニコラとラマの絵も描きたいと思いますw頑張りますね! (2014年11月22日 14時) (レス) id: e7f9a645cd (このIDを非表示/違反報告)
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