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｢月親と一緒がいい…｣
｢お前学校まで歩いただけで疲れちまうだろうが｣
｢私だって一緒がいいが3人乗りは出来ないからな……｣
体力のなさも相変わらず。無理をして月親と共に歩いて登校したことがあるが授業を受ける間もなく早退する羽目になった。
以来 登校は元親のバイクである。登下校は別だがそれ以外はずっと一緒だ。
｢月親、校門で待ってるからね｣
｢ああ 私も急いで行くからな｣
｢お前ら本当に仲良いよな。見てて微笑ましいぜ｣
｢一緒にいるのが当たり前ですから｣
｢僕たちは2人で1人なんですから｣
ねー、と声を揃える双子であった。
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作者名：クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年8月10日 21時
