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「それまでに私たちは四国に帰れない。そう見えた」


「…僕たちは、一緒にいられる?」


「当然だ。例え別離の未来が視えても一緒にいるに決まっているだろう
もし引き離される時が来ても心だけは離さん。そして迎えに行ってやる」


「ふふ ありがとう」


固く握られた手に笑う雪親。ゴホゴホと咳が苦しそうだった。


慌てて起こして背中をさすってやれば 少ししてようやく収まった。


「毛利が薬をくれるとは思わないからな……どうしたものか」


「僕なら大丈夫だよ月親。平気」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月10日 21時

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