検索窓
今日:4 hit、昨日:39 hit、合計:1,240 hit

99 ページ1

「しまも雪親が心配なんだな」



もっと撫でて、と月親にねだる。


しまを撫でながら外に出て散歩し始めた。




「…怖いんだ、雪親がいなくなってしまうのが。
皆 いつかは死ぬのに、雪親が死ぬことだけは認められない。ワガママだとわかっているが、どうしようもないんだ」



苦笑いを浮かべ、足を進める。


ふと 沖に見慣れない船がいることに気づいた。


漁師の船でもなく、長曾我部軍のものでもない。


「なんだ?あれは…」




お行き、としまを下ろす。


とことこと歩いて行くしまを見つめていると首筋に鈍い痛みが走った。


揺らぐ視界に萌黄色の甲冑が映る。





「千里眼を持つ白狼とな

あの男には宝の持ち腐れぞ」

100→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。