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10. ページ20

〈『太宰さん、鏡花さんのことは任せますね』〉




〈太宰「あぁ」〉





___




『芥川さん』






〈ドォォォォォン!〉






『....やはり難しい様ですね



...(もう、流れに任せましょう)』





_____白鯨降下まで残り10分






『芥川さん....




芥川さん、聞こえますか




そちらの状況は』




ジジッ





『(...電波が悪いのでしょうか


それとも)』




___



 
芥川は気付いていなかったのだ




通信機が壊れてしまったことを



敦「月下獣!半人半虎」




芥川「羅生門!天魔纏鎧!」






この後___






敦と芥川の協力?により






フランシス「勝ったぞ…ゼルダ…



待っていてくれ…



もう一度…



君に…幸福を…」





フッ




フランシスは敗れる





そして同時に、



鏡花「今日わかった

私にも選択肢はあると…

命を犠牲にしてみんなを助ければ、きっと私は入社試験

に合格できる

本当の探偵社員になれる

なら何も惜しくはない」




鏡花が



福沢「私の異能力、人の上に人を作らずは、

私の部下、つまり探偵社員にのみ発動する」

太宰「その効果は、異能の出力を調節し制御を
可能にする力だ

敦君が虎の異能力をある程度操れる様になったのも探偵社に入ったからだ


そして鏡花ちゃんは入社試験に合格した

衝突の直前にね



それがどういう事かわかるかい」



敦「はっ」



鏡花「白雪の刀で鎖を切って脱出した






ただいま」






探偵社への入社が決定した





敦「...おかえり」




_______







『成功した様ですね』




太宰「A、やっと来たかい」





『通信機が繋がらなくなってしまったので、


そちらにいく時間を見誤りまして』




敦「...もしかして、Aさんもこの作戦を
知ってたんですか?」



『はい、紅葉さんに頼まれましたので


探偵社に情報を渡し、



計画を確実なものする...


それに加え、芥川さんと敦さんを引き合わせる』



太宰「全部Aも知ってたんだよ」





『...鏡花さん』




鏡花「...何?」




『もう、不安はありませんか』





鏡花「...うん」





『良かったです』






夕日に照らされる鏡花とAは






微かに重なり合っていた___







__第一章___完

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00(プロフ) - オ,リ,フラ、外して下さい (2月18日 17時) (レス) id: 5b4daa91ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コラル | 作成日時:2024年1月20日 22時

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