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8. ページ18

探偵社




コンコン




『失礼します

太宰さんはいらっしゃいますでしょうか』




太宰「おや、A

わざわざどうしたんだい?」





『後ほど、私はギルドの拠点の観察にまいります


探偵社も動きますでしょう?


その為に、情報を持ってきたのです』



 
乱歩「そんないきなり言われて信じると思う?」




『いいえ


ですが、この情報に嘘はありません


断言できます』




太宰「...へぇ、じゃあ教えてくれる?」




『分かりました


敦さんも出てきて下さい』




敦「!はっ、はい」





__





『まず、ギルドの拠点についてですが




あの白鯨は、拠点であると同時に





爆弾とも言えます』




敦「!爆弾...」




『はい



恐らく、あの白鯨ごとこの街にぶつけ



壊滅をさせる



これが、ギルドの今後の動きかと思われます』





太宰「いい情報だ...」





敦「...どうやってこんな情報を見つけたんですか?」



『それについてはお答えする事ができません』



敦「...」




太宰「敦くん、Aは昔から異能力の使い方がうまくてね


こうやって情報を見つけることも場合によっては可能
なのさ」




敦「そうなんですか...」




『太宰さん...あまり私のことについて話さないでください』




太宰「おっと、それはごめんね」



『...その白鯨の落下する時間は不明ですが、

もう時間は長くはありません』




『急いで乗り込まなければいけませんよ』






太宰「あぁ、分かったよ



行こう、敦くん」





敦「はい!」





『お気をつけください...』









___







敦「それにしても、なんでAさんは僕たちに情報を来れたんですかね?」



太宰「そうだねぇ...


Aは、無駄な行動は一切しないから


この情報を探偵社に伝えれば、きっと上手い様に使ってくれると思ってからのではないかな」




敦「なるほど...」




太宰「ふふっ」








____







ジジッ




〈『芥川さん、出発の用意はよろしいですか?』〉



〈芥川「問題ないです」〉



〈『分かりました

では、お願いします..』〉



〈芥川「はい」〉






〈『...芥川さん、先程お伝えした通り...



敦さんと仲良くして下さいね』〉




〈芥川「...善処します」〉




〈『頑張って下さい


無事を祈ります...』〉



〈芥川「...はい」〉





 


次回「犬猿の仲」

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00(プロフ) - オ,リ,フラ、外して下さい (2月18日 17時) (レス) id: 5b4daa91ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コラル | 作成日時:2024年1月20日 22時

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