直球その5 2人の秘密 ページ6
鉄虎side
鉄虎「姉御ー、どこッスかー?」
司「鉄虎くん?お姉様を捜しているのですか?」
鉄虎「そうッス!」
朱桜くんは、姉御の居場所を教えてくれた。
レオ「おっ、新入り☆なっちゃん知らない?」
司「どうして私の名前を覚えてないのですか!」
何かいきなり俺を差し置いて言い争いが始まってるッス…。
2人を放っておいて、俺は姉御のいる音楽室へ向かった。
―音楽室
電気はついているけど、中には誰もいないのか、静かだ。
そっと戸を開けて中に入ると、椅子に座って眠っている姉御を見つけた。
貴「すぅ…すぅ…」
鉄虎「姉御ー」
反応がない。
鉄虎「Aさん!」
貴「むにゃ…。ん…鉄虎くん?」
鉄虎「そうッス!」
貴「ってことは…。寝顔見られた!?うわぁ…///」
両手で顔を覆う先輩。慌ててそれを阻止した。
貴「鉄虎くん何するの…?」
鉄虎「何って…うわぁぁぁ!すいませんッス!」
慌てて手を離すけど、2人とも顔は真っ赤。
鉄虎「姉御の歌聴きたくて、朱桜くんに場所を教えてもらったッス!」
貴「そうなんだ。ゴメンね?作曲中に寝てて」
寝起きだったのか、髪には少し寝癖がついている。
鉄虎「姉御、櫛ありますか?」
貴「あるけど…」
そう言って、俺は櫛を受け取って姉御の髪をとかした。
鉄虎「寝癖ついてたッス」
貴「寝癖ついてたの!?うわぁ…///」
また顔を真っ赤にした姉御。
でも、俺しか知らない一面を見せてもらって嬉しかった。
貴「なっ、内緒だからね?」
鉄虎「うっす!」
俺と姉御しか知らない2人だけの秘密ができた気がして、嬉しかった。
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鉄虎と大将まじやばたん - 鉄虎ぎゃんかわ！もう、かわいい！大将もかっこよかったです！ (2017年7月30日 17時) (
レス) id: 669c10ac7d (このIDを非表示/違反報告)
あにりかるるこ - 全部読みました！！鉄虎くんがとても可愛かったです！！！！(´∀`*) (2017年2月20日 1時) (レス) id: 2c5de925e6 (このIDを非表示/違反報告)
京佳(プロフ) - くだりますさん» ありがとうございます！レオくんと鉄虎くん、意外な組み合わせですが奪い合いを書くのは慣れてないですが頑張ります！ (2015年10月7日 18時) (レス) id: b75c1f9bfc (このIDを非表示/違反報告)
くだります - 奪い合いがはじまる！！ 更新頑張って下さい！ (2015年10月7日 18時) (レス) id: f21d3b420c (このIDを非表示/違反報告)
京佳(プロフ) - うましおさん» ありがとうございます！テスト終わったら更新頑張るので待っていてください！ (2015年10月1日 18時) (レス) id: b75c1f9bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京佳 | 作成日時：2015年10月1日 8時
