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◇
夜ご飯を食べ終えたAは湯船に浸かっていた。
熱めのお湯が気持ちがいい。
植物園でエースと2人きりにならないようにしようとしたのに先ほどの有様だ。
エースがグイグイくるのだがAが押しに弱いにも程がある。
さすがにユウたちがいる前で手は出してこない、と思いたいがわからない。
とりあえず今日はオールをするつもりでみんなと過ごそう、そう決めたAだった。
お風呂から上がりパジャマを着て脱衣所でドライヤーで髪を乾かしていると、Aは誰かに後ろから抱きしめられた。
こんなことをしてくるのは1人しかいない。
『エース』
「さっきのお礼に乾かしてやるよ」
『あ、うん。ありがとう』
エースはドライヤーを受け取るとAの髪を乾かす。
人に髪を乾かしてもらうのは気持ちの良いもので、Aはまた目を閉じた。
「こんなもんかな」
『ありがと。みんなのとこ行こっか』
「ちょい待ち」
『え』
まただ。
またエースがニヤニヤしてなにか企んでいる。
しまった、2人きりにならないようにしようと思っていたばかりなのに早速もう2人きりだ。
Aが一歩後ずさればその一歩分エースは近づく。
「何で逃げんの？」
『えっと、なんでだろうね』
何歩か下がっているとAの腰に洗面台が当たり、下がれる限界まできてしまったようだ。
横に逃げようとするAをエースの腕が許さない。
エースに抱えられて洗面台に座らされた。
「捕まえた」
『エースっ、どいて』
「なんで？」
『なんでって、向こうにユウくんたちいるのに』
「オレといるのに他の男の名前呼ばないでよ」
『んぅっ』
エースは素早くAの唇を塞ぐ。
角度を変えて重なる深いキスに息苦しくなりAの目から涙が溢れる。
『っ、ん……ふぁ』
「可愛い、可愛すぎるんだけど」
『エースっ、これ以上はホントにだめっ』
「そんな顔で睨んでも怖くないけど。ま、これしとけばいっか」
『なにをっ……ひゃっ』
「ん、綺麗に付いたな。んじゃ戻ろうぜ」
エースに吸いつかれたAの首元にはくっきりとエースの残した痕がついていた。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんありがとうございます^_^ (2020年11月24日 17時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます。 (2020年11月24日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ミリアさん» ミリアさんお誘いありがとうございます^_^合作のお話、すみません、お断りさせてください。今何本も掛け持ちしている状態でして、どれかが終わるまでは合作などを考えていないのです。お誘いくださって本当に嬉しかったです、ありがとうございました…！ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、一緒に合作しませんか？ (2020年11月1日 18時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - いちごミルクさん» いちごミルクさんコメントありがとうございます！素敵と言ってもらえて嬉しいです！ (2020年10月28日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年10月17日 23時
