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◇
必死にリリアの手からヨーグルトのパックを奪おうとする寮生2人だがヒラリと交わされていた。
身を翻した際にリリアの目とAの目が合う。
「おお、Aじゃないか、よく来た。ディアソムニアに来るとは珍しいのう」
『こんばんは、リリア。セベクに連れて来てもらったの』
「セベクよ、でかした。もっと気軽に遊びに来てくれて構わんからな。Aならばいつでも大歓迎じゃ」
『ふふっ、ありがとう、リリア』
「リリア様！ Aが是非とも若様に手料理を振る舞いたいそうです」
『えっ』
そんなことは初耳だ。
Aは隣にいるセベクを見上げるがセベクの中では既に決定事項のようだ。
「ほう、Aの手料理となるとマレウスも喜ぶじゃろうな。ならばマレウスの為にわしは身を引くとしよう」
「「Aちゃん、ありがとう！！ この恩は一生忘れないよっ」」
『あっ、はい、どういたしまして？』
涙を流しながら感謝をする寮生2人にAはよく状況がわかっていないが返事をした。
「未来の茨の谷の王妃となるAの手伝いをわしもするとしよう。まずは納豆をミキサーにかければいいか？」
『え、な、納豆を……？ えっと、納豆はそのままでいいかな。ねえ、セベク』
「なんだ？」
納豆をパックから出してミキサーに入れようとしているリリアを止め、Aはセベクを手招きする。
少し身体を屈めてもらい耳元に手を添え
『リリアの料理が独特って言ってたのって……こういうこと？』
とセベクにこっそりと聞いた。
「……ああ。リリア様は腹に入ってしまえば全て一緒。栄養のある物を効率良く食べるには……とミキサーでなんでも混ぜてしまうんだ。確かに栄養は摂れるのだが、味や食感が……」
『そういうことだったんだね。わかった、私に任せて。リリア、料理は私が作るから食器の準備をお願いしてもいいかな』
「お安い御用じゃ」
Aは察した。
リリアには申し訳ないが食材に触れてもらうのは危険だと。
エプロン姿のまま運ばれてきた為、あとは手を洗えばすぐに料理を始められる。
Aが水道で手を洗っていると
「A？」
キッチンの入り口からシルバーが顔を覗かせた。
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翡翠 - リクエスト受けてくださりありがとうございます！ここ様がかき終わるのをお待ちしております！ (2021年6月24日 16時) (
レス) id: 8ff121e900 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さんと翡翠さんのお姉さま、リクエストありがとうございます^ ^リクエスト、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スピカブラックさん» スピカブラックさん、リクエストありがとうございます^ ^カリムとアズールの取り合いのお話と、フロイドとリドルくんが入れ替わるお話、お時間をいただくことになりますが、かしこまりました。 (2021年6月23日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スピカブラック - もう一つリクエストでフロイドとリドルが入れ替わって夢主ちゃんに助けを求める話がいいです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: 7ca7b99cb8 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 1人何回でもokなんですね！わかりました！では、早速リクエストで、ヴィルによってお化粧をした夢主ちゃんがみたいです！あと、姉からで、ヴィルとルークが夢主ちゃんを取り合いするお話がみたいそうです！ (2021年6月23日 17時) (レス) id: e3fc381a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月4日 13時
