新種のポケモンかと思ったら皆妖怪でした。 (ページ4)

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表と裏があるらしい。(他人事) ページ4

この世の全てのものには裏と表がある。

これは確か妖怪ウォッチなんとかどうとかで最初に流れる例のセリフだった。

ドンッ

『いでっ』

鈍い音が私の腰の痛みを物語る

いきなり落ちたと思えば町中だったようで
ざわざわと辺りから色んな騒音が耳を行き来した。

ムクリと腰を擦りながら身体を起こすと
そこはさっきまで私の居た世界と違っていた。

『あ”？』

通り行く人は誰も私の事を心配しない。

え、寂しい((

この世の中も辛い世界になったモンだ。

『てか私背ぇちっさ。』

見渡して見ても
周りの人が大人なだけか見上げることになっている

視点はチビに戻った気分だ。

でもそれでは辻褄が合わない。

なんせ私の身長は160を越えている

なのに今は幼稚園児より低いであろう

ほら可笑しいやろ！？

私が可笑しくなったのか
顔に手をやりぺたぺたと触り始める。

すると、

サワァ..

毛があるではないか。

『毛むくじゃら？』

私は一瞬UMAにでもなったのか混乱し
夢中になって身体を触る。

むぎゅ

おふぅ

贅肉がある←