新種のポケモンかと思ったら皆妖怪でした。 (ページ2)

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吸い込まれて。ページ2

対する私はゲームゲーム。

画面には自分のポケモンがバトルをしている場面が写しだされる。

何が妖怪じゃテレビじゃ。

私には関係の無いことだ。
けど弟は構わず勧めてくる。

だったらそっちもポケモンしてみろと言うんだよバーロー。

『おい、ポケm((「黙って姉ちゃん」』

話させろやアホ。

たまに返事をすると思ったらこれですよぉ！？
何様のつもりなんだよテメェは。

こちとら天下一のお姉様なのにぃぃ！！

それでも何も言えない私に腹が立つ

『(とにかくゲーム...)』

私はゲームに向き直り
操作をしようと持ちかえるが、

私の周りが光っているのに気が付いた。

青い粒子の様なもの。

下を見てみればなんと、

『ワーオ魔法z((「黙れ」遮るんじゃねぇよ』

話を戻すと、

魔法陣の様なものが
私の周り(というか真下に)浮かびあがっていたのだ。

なんかラノベでありそうな感じだったので

私は興味本位で触れてみる事にした。

キィィイイイン..

『！？』ﾌｯ

瞬間、

床がパッと抜け
私の身体はその中に落ちていった。

手を伸ばしてみても吸い込まれる勢いは
止まるハズがない。

「いっけぇジバニャン！！」

最後に聞こえたのは弟の声。

最後に思ったのは

何がいっけぇジバニャンだバカ野郎。
私ピンチなんですけど？？

テメェの姉貴ピンチなの分かる？？

『いいから助けろやぁ！！』

落ちていく中で
私の叫び声はそれはそれは響いたそうな。