血の繋がりとは恐ろしいもの ページ28
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絶対見つかりたくない奴に見つかってしまった。
どうせご飯の時は同じ時間帯だからいつか会うことには変わりないんだけど…！
『…光太郎、あっち行って』
「なっ！？何でだよ！というか、何でずっと夜っくんの後ろに隠れてんだよ〜！」
『マジでうるさいから黙って。夜っくんはリベロだから守ってもらってるの』
「夜久は何も言ってませんけどネ」
「木兎と柳井知り合いだったの？」
海くんが私と光太郎を交互に見る。
…木兎光太郎。
梟谷学園男子バレーボール部主将。そしてエース。私と立場は一緒。
お調子者で気分の上がり下がりがとてつもなく激しくて、声がデカくてうるさい、空気が読めないバレー馬鹿。
…そんな奴と私の関係性は。
『…血の繋がりがあります』
「まさか、」
『…イトコです』
「「イトコ！？」」
「そうだぜ！俺と(人1)はイトコだ！羨ましいだろー！」
『漢字で書けないくせに誇るな』
私と光太郎以外のメンツが驚く。
…なんか誰かに言った気がするんだけど気のせいだったかな。誰にも言ってなかったらしい。
「マジか！めちゃくちゃビックリしたわ…」
『うちのお母さんと光太郎のお父さんが兄妹なの。でも光太郎の性格は完全に光太郎ママと一緒だから、同じ血流れてても行動が理解出来ないんだよね』
「木兎のことも柳井のことも知ってるけど、合宿で一緒になる機会今までなかったから知らなかったなぁ」
『そういえば言ってませんでした、はい…』
「…ま、木兎と(人1)のバレー愛は確かに言われてみれば似てるわな」
顔は似てないけど。
夜っくんにそう言われて安心したようなそうでないような。でもちょっと似てるって言われてるようなモンだからやっぱ複雑。
「(人1)！久しぶりに会えたんだからバレーしようぜ！スパイク練付き合えよ！」
『やだ！私とじゃ練習にならないでしょ。それにもう間に合ってます』
「ごめんな木兎クン。(人1)は音駒なので、俺達と自主練することになってるんですヨ」
「なにぃ！？」
『本当うるさい…』
黒尾と光太郎が言い争いをしてる隙に私は夜っくんの後ろから出た。
…無事に合宿、乗り切れますように。もはや不安しかないけど。
『海くん夜っくん、練習終わったらすぐこっち来てね。私1人でアイツらの面倒見きれないから…絶対ね！』
「分かったけど…どんだけ嫌なんだよ」
『黒尾と夜っくんが馬合わないのと一緒』
「めっちゃ理解したわ」
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雨音 淡桜 - 17ページ冒頭、読んだ瞬間むせかえって窒息しかけました（笑死） (3月25日 16時) (
レス) @page17 id: e6a1afaa78 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます！あのシーン夜久さん好きには堪らないですよね…いっぱい夜久さんを映してくれて良かった…(^^) これからもカッコ可愛いうちの小説の夜久さんをよろしくお願いします！ (3月9日 23時) (レス) id: bc0669ada1 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - kis09170810さん» コメントありがとうございます！映画やばかったですよね…私はいまだに泣いてしまいます…この先もしばらくもどかしい展開が続きますのでハラハラしながらお読みください…(^^) (3月9日 23時) (レス) id: bc0669ada1 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 風佳さん» コメントありがとうございます！そういっていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです(^^) ちょっと本能出てしまう夜久さんマジ性癖です…笑 (3月9日 23時) (レス) id: bc0669ada1 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 私も映画で、「もっと〜？」ところがすごく好きです！というか映るたびに声が聞こえるたびにニヤニヤしてます笑 夜久さんのかっこよさと可愛さに悶えながら読ませていただいてます。続き楽しみにしてます！ (3月9日 1時) (レス) @page48 id: fcb07708b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年2月26日 21時
