強烈な猫パンチ ページ16
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『ぬ"あ"ッッッッ！！』
「おぉ！上がってんじゃん！コート外だけど！」
『う"〜〜…』
「ごめん柳井、スパイク強かった？大丈夫？」
『全然大丈夫！！そのままでお願いします…！』
19時半になって、外は真っ暗。
けどそんなことも気にせずに、3人は私のためにレシーブ練習に付き合ってくれた。
黒尾と海くんがトスを上げる人とスパイクを打つ人を交替して、2人のスパイクを私がレシーブする。スパイク打つ時はフェイントもあり。
夜っくんは私のレシーブの様子を見て、横からアドバイス。
「相手のスパイクモーションをよく見ろ。腕の振り方で強打かフェイントか、ボールに触れる瞬間、クロスかストレートか。ちゃんと見ればどこにボールがくるか分かるから」
『はい…！』
「それから見てて思ったんだけど、レシーブする時ボールと身体と気持ち距離があるから、もう半歩前出てもいい。素早くボールの正面に入って、身体全体でボールの威力をいなすんだ」
夜っくんのアドバイスは的確だ。
自分に足りないものを補ってくれるような、無駄のない言葉。
『…もう一本！！』
海くんが黒尾にトスをあげる。
ライト方向から走ってきた黒尾がトスに合わせて飛ぶ。
『(身体の向きはクロス…いや、ストレート…)』
ボールに触れる瞬間の腕の勢い。
『(フェイント…！！)』
キュ、と靴音を鳴らして前に出る。
黒尾と目が合って。
その瞬間、夜っくんの声が響いた。
「(人1)！！前出過ぎ！！」
『え、』
黒尾の手から放たれたボールはフェイントじゃなく強打だった。
顔面に迫り来るボールに、咄嗟に両方の手のひらを顔の前に出した。
『い"ッッ…！』
腕だけでは強打の威力をころすことは出来なくて、
私の片足は踏ん張りきれずにつるりと滑って、背中から地面に近づいていく。
「(人1)！！」
背中と頭が地面に着く寸前、また夜っくんの声が聞こえてグイッと強い力で抱え込まれて。
『…あ、夜っくん…？』
「(人1)！どっか打ってねえか？大丈夫か？」
『…大丈夫』
「はぁ〜〜、良かった…」
夜っくんにもたれかかるかたちで、背後から柔らかい声が降る。
良かった、と安堵する夜っくんの温もりが直に伝わってきて。
『…え？』
「ん？」
顔を上げて少し首をひねれば、夜っくんの顔はすぐ近くにあった。
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はるか(プロフ) - わにゆずさん» 再びコメントありがとうございます！やっぱりそうですよね！目とかにかかるくらい長かったら萌えます、ぐへへ(激キモ) 絶対見逃せないですね！公式情報を待ちましょう…！フヒヒ(激キモ) (2月29日 0時) (
レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
わにゆず(プロフ) - たしかに、大人になった夜久さんってノーセットだと前髪長いかもしれません…！うへへ（キモい）、夜久さん推しとしてはこれは見逃せないです…グヘヘヘ（キモい） (2月27日 18時) (レス) @page49 id: b8157db853 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 佐藤310さん» コメントありがとうございます！まさかの報告嬉しいです笑 日焼けのことですよね！やっぱり真っ黒になりますよね…私自身そうだったのですごく分かります。やっぱり日焼け止めを塗ってもらってるって結論にしようかな…( ・∇・) アンサーありがとうございました！ (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ▼げきからたばばさん» コメントありがとうございます！そして一気読みありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです…！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - むぎちゃさん» コメントありがとうございます！えーん嬉しいです…！夜久さんはイケメンの中のイケメンと思いながら書いてます！気に入ってもらえたなら嬉しいです！これからもぜひよろしくお願いします！(^^) (2月27日 1時) (レス) id: 932e8eeb07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるか
| 作成日時：2024年2月11日 21時
