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第12話【力比べ】 ページ14

貴)いいですよ、やりましょう。








瓜)なら決まりですね。









琲)椿さ...((大丈夫ですよっ









手合わせの為トレーニングルームに移動した。




































皆に自室に戻るように伝え、
琲世さんだけついてきていたのだ









琲)ちょっと気になったのでっ







少し恥ずかしいけど...







瓜)では。









身を軽くするためか上着を脱いだ









瓜)貴方はそのままでいいんですか。









貴)私はこのままで十分ですよ、









瓜)...っ!


























































貴)...っ









"このままで十分"という言葉に苛立ったのか突然回し蹴りをしてきた









貴)...見た感じの通り、瓜江さんはあの子達より少し上の実力を持っているようですねっ









すかさず空中で回り避ける。









左右同時、左側のみ、後から、様々な方向から、
蹴りや突きをする瓜江さんの攻撃を避けていく。









貴)(身体能力は良い...でも)









考えていた最中









貴)...っ!!









ギリギリの所で避けた。危なかった。

瓜江さんは私が危なかった事に気づいていないようで。









琲)っ!









貴)(早く終わらせよう...)









瓜)先程から避けることしかしてませんよ。








貴)その通りです。














































相手が攻撃時に見せる隙を見逃さず、
一瞬で蹴り、ペンを顔の前に指し出す。









有馬さんが手合わせの時にする真似癖なのだ。









貴)勝負は終わり。貴方は私に勝てません。








瓜)......っ







そして私は、
速やかに終了させたのだ。









































琲)あの、椿さんってもしかして...






貴)は、はいっ?









琲)いえっ......何でもないですっ
今日は本やら何やら色々ありがとうございました!






貴)いえいえ!とんでもないですっ






琲)良かったらまたいつてもシャトーに来てくださいっ







貴)!是非ともですっ









最後に挨拶をして、有馬さんの元へ向かった。























































琲)...やっぱり.........







♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:


続く


琲世さんは一体何に気づいたのでしょう?

第13話【再び】→←第11話【ハプニング】



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作者名:れいん | 作成日時:2018年6月19日 16時

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