やめらんない【松川一静】

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高校の時から好きで、高校卒業と同時に付き合って。


それってどうなの？って今でもいろんな人に言われるの。






でもね、好きになるってしょうがないんだよ。

好きになっちゃったらもう終わり。





ホントに好きなものって諦めらんないんだよ。

自信持って好きでいていいの。


なんて、彼の受け売りだけどね。






「俺もあきらめなくて良かったなあ」

「あの時もし振られてても、わたしきっと諦めらんなかったな」





まあ、そうだろうな。

自信いっぱいの笑顔を私に向けた彼に、私はまた胸を高鳴らせて。




あーあ、すきだなあ。




彼にひとつキスを落として、二人で目を合わせて笑った。





　







やっぱり、好きってやめらんないね。








fin.




　

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