[練紅覇]甘く魅せられ貴方に堕ちる[マギ]

5、身分〜過去2〜 ページ5

貴「ん…。」

目を開けると、見慣れない天井。

あれ？牢 屋じゃない。

「あ、目覚めた！

大丈夫？！」

声の方向を見ると、あの時、牢 屋の前に居た青年が心配そうに立っていた。

貴「ここ、は？」

「煌帝国だよぉ。」

貴「貴方は…？」

覇「僕は練紅覇。この国の第s「第3皇子様」…知ってるの？」

紅覇様の顔色が変わった。

警戒しているようだ。

貴「少し耳にした事がありまして。

私は元ムスタシム王国第2王女、なので。」

覇「あ、あのとき…A•ムスタシムって。」

“あのとき”

紅覇がAを助けた時のことだ。

覇「ねぇ、お前のこと、詳しく教えて。

何があったの？」

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