[練紅覇]甘く魅せられ貴方に堕ちる[マギ]

23、呼んで ページ26

_翌日

意味もなく屋敷の中を散策していたら←

隣に私の彼氏、紅覇様が来た。

覇「なぁにしてんのっ？」

貴「紅覇様、散歩ですよ。笑」

覇「屋敷の中でぇ？せっかくなら街に出ようよ。」

貴「そうですが…、ちょっと、迷いそうで。」

覇「あぁ、Aって街にでたことないんだっけ。」

じゃあ、と紅覇は続ける。

覇「僕が案内してあげる(ﾆｯ」

貴「紅覇様が…？駄目です。一国の皇子である貴方にむやみに出歩いて「い〜いの」」

ニヤリと不敵な笑みを浮かべた紅覇はAに近づいて囁く。

「また、昨日みたいに気持ちよく、なりたい？」

貴「！！…ぅう、嫌です。」

覇「じゃあ決まり♪」

勝ち誇ったような紅覇の笑顔は、また一層Aを甘くしていく。

あぁもう！この位耐えないと…。

１人呟いていると、

覇「それと、」

と、紅覇が数歩前に出て、振り向いた。

「僕のこと、紅覇って呼んでよ。」

私に人差し指を向けて笑いながら言った。

24、呼び捨て→←22.5、お礼やらなんやら3

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