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story.37 ページ41

健太「A先輩って…よく天然だねって言われません?//」



相変わらず顔が赤い健太くんだ。



あ「いやぁ…聞いたことないなぁ…。健太くんは天然だよね!オーラが天然だもん!!」



健太「なんですかそれ!まー天然とはよく言われますけど…A先輩のほうが天然ですよ、きっと」



えー、そうかなぁ?首をかしげると、涼しい風が吹いた。



あ「気持ちいい風だねー」


まったりとした口調で言うと、健太くんはなにか匂いを嗅ぐように鼻をくんくんやっている。


犬みたいでかわいい…じゃなくって。



あ「どうしたの?なんかの匂いがした?」



健太「…はい、先輩の匂いがしました」



真顔でいってくる健太くんに驚き、自分の腕をにおってみるが…特になんも匂いがしない。



すると、健太くんがいきなり私の首元に顔を近づけてきた。



あ「え、ちょっ!?」


健太「先輩…なんか香水つけてます?」



首に顔を近づけたまましゃべるのはやめてくれえええ!!



あ「いや、つけてないけど…くっ、くすぐったい!!」



健太「あ、ごめんなさいっ!なんか、自然に体が動きました」



頭をかきながら笑う健太くんだったが、これほかの変な男の人がやってたら完全に殴ってたぞ。



健太「なんかA先輩、せっけんのいいにおいがするんです。俺、このにおい落ち着くから好きです」


あ「あ、ありがとう…?」



健太「なんで疑問形なんですか。…もう一回、いいですか?」



私の返答も待たず、今度は私を抱きしめる健太くん。って、えええ!?



硬直する私だが、健太くんがすっごい落ち着いていたのでしょうがなくじっとしていることにした。

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- 主さんストーリーとても面白いです!あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか? (2022年10月9日 18時) (レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 先輩がいいです! (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで!! (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 16時

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