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No,3 ページ4
「…わ、私は何をすれば…お母さんたちの生活費を貰うことができますか」
「…簡単なことだ 僕らの人形に…『マリオネット』になればいいのだよ。僕らの望む通りに動き、僕らの望む反応をしてくれればいい」
簡単なことだろう?と先輩は笑った。
私はとってそれは全く簡単なことではないけれど。
やらなければ、家族のために。
自分を殺して、彼らの望む『人形』に。
「…ゃ、やります……私」
その声を聞いて先輩は笑った。
そして、レースなどがたくさんついた衣服を渡してきた。
「…ほら、これを着たまえ」
「…はい」
そしてすたすたと何処かに行ってしまった。
先輩がいなくなったので私は渡された服に着替えることにした。
たまたま制服のままだった私は、ワイシャツ以外をとりあえず脱ぎ、あれを着ることを試みることにした。
…しかし。
「…着方がわからない……」
そのとき。
ドアが開いた。
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作者名:三葉蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/renka/
作成日時:2016年4月4日 13時