検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,782 hit

No,3 ページ4

「…わ、私は何をすれば…お母さんたちの生活費を貰うことができますか」

「…簡単なことだ 僕らの人形に…『マリオネット』になればいいのだよ。僕らの望む通りに動き、僕らの望む反応をしてくれればいい」

簡単なことだろう?と先輩は笑った。

私はとってそれは全く簡単なことではないけれど。

やらなければ、家族のために。

自分を殺して、彼らの望む『人形』に。



「…ゃ、やります……私」

その声を聞いて先輩は笑った。

そして、レースなどがたくさんついた衣服を渡してきた。

「…ほら、これを着たまえ」

「…はい」

そしてすたすたと何処かに行ってしまった。

先輩がいなくなったので私は渡された服に着替えることにした。

たまたま制服のままだった私は、ワイシャツ以外をとりあえず脱ぎ、あれを着ることを試みることにした。

…しかし。

「…着方がわからない……」

そのとき。








ドアが開いた。

No,4→←No,2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:三葉蓮華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/renka/  
作成日時:2016年4月4日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。