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第二百七十五話 ページ34

あの後、奈良家で昔のようにお父さんも加わって楽しく過ごした。

昔と何一つ変わらない。

そんな穏やかな日々にまた戻れた事に嬉しく思っていた。

そして、しばらく私は奈良家でゆっくりと過ごしていた。

そんなある日のことだった。

今日もお母さんの家事の手伝いを行っていると

ドシーッ

ドゴッ

ゴゴゴゴゴッ

と凄まじい音と地響きがした。

「な、何!?A大丈夫!?」

地響きによって花瓶などが床に落ちて割れてしまったため慌ててお母さんがやってきた。

「大丈夫!お母さんは?怪我ない?」

私は、大丈夫だと伝えお母さんを上から下まで見た。

「大丈夫よ。」

その言葉にほっとした。

私は、意識を集中させ何が起こっているのかを感知した。

どうやら侵入者がいるようだ。

行かないと……守らないと……。

私は、お母さんに微笑み

「お母さん……私行かないと……。お母さんは、安全なところに逃げてね。」

と言い残して自室に駆け上がった。

「A!」

お母さんが呼ぶが構わない。

部屋で着替え、ポーチを持ってそのまま窓から飛び出した。

里を守らないと!

柱間との約束……。

私は、印を組み植物を介して状況の把握を行う。

すると、巨大ムカデから逃げ惑う人々が見えた。

私は、急いで向かう。

そして、その巨大ムカデの動きを植物で雁字搦めにする。

「あ、あなたは!」

私を見た人は、驚いた様子だが

「いいから早く逃げて!」

私は、さっさと逃げさせる。

するとそこへ

「しゃーんなろー!」

とサクラが一撃で倒してくれた。

「A!何が起こってるの!?」

サクラは、私に近づき問う。

「恐らく……」

「サクラ!A!」

私が話そうとするがそこへイルカ先生がやってきた。

「イルカ先生……いったい何が起こっているんです?」

「“暁”だ!ナルトを狙って木ノ葉に直接攻めてきた!」

「“暁”が!?」

サクラがイルカ先生の言葉に驚く。

「やっぱり……。思っていたよりも攻めてくるのが早い。」

「A!分かってたの!?」

「綱手様には、伝えてたの……。」

そう言っているとまた

ドゴン

と遠くで音と煙が上がった。

「!行かないと!」

私は、直ぐにその方向へ移動を始める。

「A!」

「サクラは、怪我人の手当に回って!」

私は、サクラにそう言い残してその場をあとにするのだった。

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設定タグ:NARUTO , サスケ , シカマル   
作品ジャンル:アニメ
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玉ねぎ - 続き気になります(/≧◇≦\)‼頑張ってください‼一気見しちゃいました😁 (2023年1月5日 0時) (レス) @page34 id: 76ae9f90b3 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - 眠さん» コメントありがとうございますm(_ _)mこの後の展開が今迷ってるところなので少し考える時間をいただきます……。また更新するので暫くお待ちくださいlll_ _ ) (2021年10月10日 10時) (レス) id: b8c5302efb (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎて一気読みしちゃいました!!更新待ってます! (2021年10月10日 9時) (レス) @page34 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - 我愛羅の花嫁さん» すみませんm(__)m今、色々とあって書けないですがもう時期かけると思うのでお待ちくださいm(__)m (2020年8月22日 11時) (レス) id: 588e4708f1 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅の花嫁 - 更新まだですか〜 (2020年8月22日 7時) (レス) id: 5170820185 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミニオン | 作成日時:2020年7月21日 9時

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