part.6 ページ8
桜「―と、いうわけ」
話し終わって、敦のほうに向きなおる。
紫「あ〜だからさくちん正座してるんだ〜」
妙に納得した様子の敦。
...何か悔しい。
福「おーなんだかんだであと10分じゃねーか」
劉「文句言ってた割にはえらいアルね」
ニヤッと笑いながら先輩たちが口々に言う。
なんか見下されてるような気しかしないんだけど。
こっちは足が痛くてしょうがないのに。
桜「『えらい』って...私はそんな子供じゃないです!」
氷「全く、サクラは昔と全く変わらないね...」
桜「どういう意味よ?」
福「おいおい2人とも、喧嘩は2人だけでやってくれよ」
そんな呆れなくてもいいと思うんだけど。
紫「なんか〜中学んときの黄瀬ちんたちみたい〜」
桜「え、待って。あの2人と一緒にしないで!」
紫「え〜じゃあ主将たち〜」
桜「100歩譲ってそこまでなら許せる。
けど、あんなにバカップルじゃないから!」
福「いやいや、そのお前らの中学ん時の主将のことは知んねーけど、
お前ら相当バカップルだぞ?」
先輩が当然のような口調で言ってくる。
桜「はぁ?何でですか!?」
全然分かんない。
福「お前ってホントそこらへん疎いのな。
いーよ気にすんな。」
桜「気になります!」
福「だからいいって」
桜「よくな紫「ねぇ〜てかなんで2人とも知り合いなの〜?」
言ってる途中で敦が入ってくる。
先輩の言ってたことは気になるけど...
桜「ん?あぁそれはね―」
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作者名:宮月涼 | 作成日時:2016年6月25日 16時