検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:15,663 hit

part.8 ページ11

私とタツヤが出会ったのは今から7年前。それも、アメリカだったー



 両親に連れられやってきた2度目のアメリカ。


桜「わー!ここがアメリカ!?すごい!」


 でも、1回目は幼い頃とあって“ほとんど”記憶はなかった。
 そのせいで、空港に着くなりはしゃぎだしてしまったらしい。


母「ほら、桜。行くわよ。」

桜「はーい!」

父「あーやっぱりこっちはいいなぁ!」

 お父さんは気持ち良さそうに伸びて
 アメリカの空気を肺に入れるようにふぅーと大きく息を吸う。
 
父「そうだ桜。まだ英語、覚えてるか?」

桜「Hello.I'm Sakura.Nice to meet you.」

父「おおー!覚えてるな!さすが桜だ!」


 そう、私が唯一覚えていたものがあった。

 それが、英語だったのだ。
 丁度言葉が発達する時期だったのが幸いしたらしく、そのときも英語はしっかりと覚えていたのだった。


桜「うん!楽しみ!」

母「きっと桜にとっていい経験になると思うわ。」

桜「うんっ!!」

 
 結果、いい経験以上のものを得ることになるのだが、
 このときの私はまだ知る由もなかったー

part.9→←part.7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:宮月涼 | 作成日時:2016年6月25日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。