一松と孤独の王

一松と孤独の王　　４０話 ページ43

？「皆聞いてくれ！この国は、かつて青の国に滅ぼされることがあった！だが、時は来た！！これからは、赤の国の時代だーーー！！」

民「おおおおおぉぉぉおおおお！！」

？「俺は、かつて青の国の王に殺されかけた！しかし！その青の国を滅ぼせば平和が戻る！！」

民「うおおおぉぉぉおおおお！！」

咲夜「・・・・・・・・・・・」

？「相変わらず無反応だね、咲夜ちゃん？」

咲夜「どうでもいい。」

？「ほんとに？自分の兄が殺されても？」

咲夜「っ！・・・・そう話は、やめろ・・・・」

？「そんな怖い顔しないでよ〜俺たち仲間でしょ？」

咲夜「・・・・・チッ・・・・」

？「・・・・・やっと・・・・復讐できる・・・あいつの仇・・・・」

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カラ松「・・・・・・・・・・・」

シズク「あれ？あなたは・・・・あ、レオのお友達！」

カラ松「君は？」

シズク「私は、シズク。ん？レオは？」

カラ松「・・・・レオは・・・・もういいんだ。」

シズク「どういうこと？」

カラ松「一松を見つけた・・・・・でも、もう会わないでって言われたんだ・・・・」

シズク「・・・一松様・・・・」

カラ松「・・・もう、今まで頑張ってきた意味がもうないんだ・・・・」

シズク「・・・でも、レオとあなたは今まで仲が良かったのに・・・・おかしいよこんなお別れ方なんて・・・・」

カラ松「・・・・でも・・・・俺は、このままレオを巻き込みたくないんだ！」

シズク「・・・・でもさ、それってあなたの想像上じゃん。」

カラ松「・・・・・でも・・・・」

シズク「レオは、あなたと一緒に一松様を助けたいんだと思う。」

カラ松「・・・・でも、もう・・・・遅い・・・・」

シズク「レオを信じて！きっとまだ近くにいるよ！」

カラ松「・・・わかった！ありがとうな、シズク！」

シズク「うん！」

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