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一松と孤独の王  14話 ページ16

一(つまらない・・・・こんな広いところに一人ぼっちって寂しいなぁ)

チョロ「一松様、よろしいでしょうか?」

一「なに・・・・?」


チョロは、一松の座っているソファに座る。


一「・・・・・・・・」

チョロ「はぁ・・・・・」

一「・・・・ど、どうしたの・・・・(何聞いて・・・・!?)」

チョロ「・・・・・私は、この城にいてもよいのでしょうか・・・・・?」

一「は?」

チョロ「私は、あの王様にお仕えして早くも12年・・・・今の私は、王様に必要とされているのでしょうか?」

一「知らない」

チョロ「そうですよね」

一「・・・・・・」

チョロ「・・・・私は、幼かったころに親を亡くし途方に暮れていました。
  ですが、一人の人が私に手を差し伸べてくれたのです。その人は、おそ松といい、見ず知らずの私と一緒に遊んでくれました。」


一(おそ松・・・・)

チョロ「それから、いつも一緒に遊んだり、笑ったりして・・・・楽しかったです。ですが、国と国との戦争により、私とおそ松は、離れ離れになったしまったのです。・・・・・私は、何とかまたおそ松に会えるように生き抜きました。
でも、おそ松は、他国に連れていかれたのです。

一「っ!?」

チョロ「それから、おそ松がどうなったのか分からない。殺されてしまったのかもしれないし、僕のことを今でも探しているのか分からない。
僕は、ただ泣きました。いつも一緒だった相棒と急に分かれてしまったから。れから僕は、もう大切なものを取られないようにしようと、武術を学びました。そして、いつの日かカラ松様の執事として雇ってくださいました。

うれしかった。まだ、僕を必要としてくれる人がいたから。」

一「・・・・・・」

チョロ「でも、今では、本当にカラ松様に必要とされているのか分からない・・・・・また、独りぼっちになるのが怖くって・・・・・もう一人は、いやだ・・・・・僕を一人にしないで・・・・・・」


チョロは、涙を流す。


一「っ・・・・・!」

  ギュッ


一松が、チョロを抱きしめる。


チョロ「い、一松様!?」

一「・・・泣かないで・・・・お願い・・・・」

チョロ「・・・・・・」

一「一人じゃないから・・・・ぼくがいる”から・・・・・泣かない”で・・・・・!」

チョロ「・・・・・っ〜〜〜〜!・・・・ヒック・・・・グス・・・・」

一「・・・・・・・・」

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frisk - ただいま!佐賀から帰ってきたよー! (2018年5月4日 21時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)
レフ - 咲仍アクトさん» ありがと、アクト先生(´;ω;`) 俺もできる限り頑張る! (2018年5月1日 20時) (レス) id: e9ca7704ca (このIDを非表示/違反報告)
咲仍アクト(プロフ) - レフ、何かあったらいつでも相談乗るから。何かあったら言ってよ?あといい(?)案思い付いたから明日話すわ。 (2018年5月1日 19時) (レス) id: 0f2e57bfe2 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - レフさん» 一松かわいい♪チョロとの絡み最高でした!個人的にチョロ好きなんですよね〜!なんかかっこいいし、可愛いし!!一松との絡みがもっと増えるといいなぁ♪ (2018年4月6日 0時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - レフさん» このお話面白いですね!勉強の合間に読ませていただきました。一松推しなのでなんだか励みになりました!ありがとうございます!! (2018年4月4日 20時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レフ | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月21日 14時

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