涙 ページ3
作業をしている途中でもあの出来事が頭から離れなかった
(忍術学園にはくの一教室ていうのがあるのは知っていたけど、、、、)
(あの子とはどんな関係なんだろう?やっぱり、、恋人とか?)
自分で言ってて悲しくなってきた
でも考えれば考えるほどあのくノ一の子の事が気になって仕方がない
吉「、、さん!Aさん!」
「はっいいぃ!」
突然大きな声で吉野先生に声をかけられた
「えっと大きな声を出してどうかしましたか?」
吉「それはこちらのセリフですよ」
小「そうだよAちゃん吉野先生が声をかけても全然反応しないし、、」
あまりにも考えすぎていたせいで周りの声が入ってこなかったようだ
「そうだったんですか、、!それはすいません」
井戸で顔を洗って気持ちを切り替えたのに意味ないじゃないか、反省反省
吉「もしかしてどこか体調でも悪いのですか?」
小「たしかに、心做しかいつものAちゃんみたいな元気がないように見える、、」
「え!?いやいやそんなことないですよ!私はこの通り元気です!」
体調的にはものすごく元気なので元気ですよアピールを2人にするも無理するなと言われ今日の仕事は私はここで終了となった
(ああああ迷惑かけないようにしていたのに、、)
校舎の中は授業中のようで静まり返っていた
校庭で声が聞こえてくるのは実技の授業のようだ
ふと高校のことを思い出し私が通っていた高校のことを考えていながら廊下を歩いていたらふと視線の端に動く人影が入った
(授業中のはずなのにこんなところでどうしたんだろう?)
そこには朝私が心を乱す原因となった2人がいた
(最悪)
特に私はその2人を気にかけてやる理由もないのでその場を立ち去ろうとしたらふとこんな言葉が耳に入ってきた
竹「よし!今回の実習は成功だ!やっぱりお前との任務は気が楽で助かるよ」
はいもう無理
その場からまたもや私は全力疾走を決め込んだ
もう無理じゃん付き合ってなかったとしてもそれなりの仲の良さじゃん、もう付き合う手前みたいな感じじゃん
もう知らんと思い特に今日は人と会う予定がないので自室で朝の分まで涙を流した
トントンと人が私の部屋に訪れたのをノック音で気がついた
急いで涙を拭き取り、赤くなった目元を隠すように俯きながら襖を開けた
「はい、どなたです、、か」
まさかのそこに居たのは私が涙を流す原因となっている人物の八左ヱ門だった
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もんちゃん - まさか...まさか!!気づいちゃう!!竹谷先輩夢主ちゃんの事好きって気づいちゃう!?夢主ちゃんもつられて顔が赤くなって欲しい!! (2022年11月24日 19時) (レス) @page26 id: aa9892df77 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私もじゃんじゃん物語を進めていけるようにしたいと思います! (2022年10月31日 8時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - クッソ。まさかのまさかの伊作君も狙っているとは!!八!!早くしないと夢主ちゃんを取られるぞ!!てか早く八と夢主ちゃんくっついて欲しいんだけど(願望)切実に (2022年10月23日 22時) (レス) @page21 id: 46474643e9 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私も可能な限りじゃんじゃんお話投稿していけるように頑張ります! (2022年10月3日 0時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - 初コメ失礼します!!これが両片想いって奴ですね。早く八左ヱ門と夢主ちゃんくっついて欲しいですね!!! (2022年10月3日 0時) (レス) @page17 id: 20e58f2ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:線香花火 | 作成日時:2022年8月24日 19時