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地下道を歩いていると、上は凄惨なことになっているんだろう、血がとめどなく
滴り落ちてきた。
歩いている間、私たちは政の話を聞いていた。
１３歳で即位し、執政のできない政は権力争いに巻き込まれ、王弟の反乱にあい
こうして黒卑村に身を寄せていたこと。
そして漂の話になると信は政に殴り掛かった。
信「ふざけんじゃねえぇ！！」
「よくも漂を！」
『やめてよ信！』
信「なんだよA こいつのせいで漂は死んだんだぞ！悔しくねえのかよ！」
『悔しいけどさ！政を殴ったところで漂は！漂は...戻ってこないんだよ？』
政「Aの言うとおりだ。 いい加減にしろ、戦争をやっているんだ」
「それもかなり分が悪いな！」
政は漂が全て分かったうえで引き受けたと話した。
信はだいぶショックを受けたみたいで地面に伏せて泣いていた。
そんな信の方を向くことなく続けざまに言った。
政「信。漂の弔いはその涙で最後にしておけ。Aもな。」
「これから先はお前たちの路だ」
「今、お前たちには二つの岐路にある。」
「里に帰って下僕を続けるか、薄弱の王を援け 共に凶刃の野を行くか」
「お前らの夢にどちらが近いかは言うに及ばんな。」
政の言葉を聞いて、信と私は涙を拭いて政の後を追った。
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レモン - ひか(ﾟωﾟ)さん» そう言ってくださるとめっちゃ励みになります! 期末終わってひと段落したので全然更新できてない分バンバンがんばります! (2019年12月13日 20時) (
レス) id: 37a3f0ddc8 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(ﾟωﾟ)(プロフ) - 頑張ってください♪いつも面白い小説を、ありがとうございます＼(´・∀・｀)／応援してます！ (2019年12月1日 8時) (レス) id: d360efa771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン | 作成日時：2019年8月6日 12時
