3 ページ3
信「あ！誰か来る！」
漂「お前こそ芸がない！」
あーあ、信が負けちゃった 笑
土手からこっちを見ていたおじさんは
「その勝負やめい！」
と言い、こっちにやってきた。
信「なんだよオッサン」
『やめなよ』
漂「そうだぞ。みろよ。服や馬車からしてかなり位の高い貴族だぞ」
私と漂で信を咎めるけど、信はおじさんのせいで仕合いに負けたことで頭がいっぱいみたい。
「なんじゃ お前ら、けんかしていた割には仲がよいな。」
信「けんかじゃねえよ仕合いだ！ オッサンのせいで負けちまったじゃねえか！」
「これで1235戦 俺の332勝334敗587引き分け、2差ついたのは一年ぶりだ！」
どうしてくれんだ、と信はごねていた。
漂は信じていないであろうおじさんに自分たちがどんなものか語って見せた。
私は将来信と漂を支えたいなんて思ってるけどまだ曖昧で最終的にどうなりたいか分からない。
だからはっきりとした夢を語れる2人はかっこいいな...
おじさん漂の話を聞いて考え込んでいたが、いきなり笑い出した。
信はキレておじさんに切りかかりかけて、漂に止められていた。
次の日になって、家に戻ると昨日のおじさんが来ていた。
里典は私たちを見ると漂を連れて、おじさんと一緒に家に入っていった。
信と一緒に壁越しに中の話を聞いてみると、漂が王宮で仕官をするって話をしてた。
(ずっと３人でいるとおもってたんだけどな..)
信もショックだったみたいで呆気にとられていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン - ひか(ﾟωﾟ)さん» そう言ってくださるとめっちゃ励みになります! 期末終わってひと段落したので全然更新できてない分バンバンがんばります! (2019年12月13日 20時) (
レス) id: 37a3f0ddc8 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(ﾟωﾟ)(プロフ) - 頑張ってください♪いつも面白い小説を、ありがとうございます＼(´・∀・｀)／応援してます！ (2019年12月1日 8時) (レス) id: d360efa771 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモン | 作成日時：2019年8月6日 12時
