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あ「やめて・・・」
冴える蛇のなかで、何度もそう叫んでいた
消えてなんてない。私はここにいる
だけど、体がいうことを聞くわけもなくただ起こる現実を受け入れることしかできなかった
カノ「・・・っ」
ぷつっと血がにじむナイフから、カノの血が流れる
セト「離れるっす！！」
セトが後ろに引っ張る瞬間を狙ってか、冴える蛇がセトめがけてナイフを投げる
そのナイフがセトの肩をかすめ「ううっ！？」と唸りを上げてセトはその場に倒れた
マリー「嫌・・・やめて・・・」
キド「お前・・・」
冴える「殺さないでほしいか？なら、俺の願いを叶えろ。そうすれば、お前らはまた出会えるんだぜ？なら、それでいいじゃねえか。永遠にこの物語を繰り返して幸せに満ちた世界でただひたすらお仲間と楽しく過ごしていけばいいじゃねえか」
それが、間違いだということはもう皆理解しているのだろう
それを知ってわざとらしく言う冴える蛇は、マリーを刺激するため
さらに他の人達を傷つけていく
けして、殺さずなおかつ残酷なやり方で
マリー「いやああああ！！もう、やめて！！」
アヤノやシンタローは殴られて壁に叩きつけられ、
エネさんも動揺に腹部を殴られ、攻撃しようとしたコノハさんを近くにあった柱のかけらでなぎ倒す
ヒビヤさんたちを守ろうと前に立つキドを蹴り飛ばした
冴える「あははははははははははは！！」
恐怖に溺れたヒビヤさんや如月さんが怯えてブルブル震えて動けないでいる
そして、最後に残ったカノの首に手をかける
カノ「うぐ・・・・・」
冴える「どうだ？大好きなやつに殺される気分は」
カノの首を持ち上げその場に投げ飛ばして見下した笑みを見せる
冴える「最っ高だ・・・こいつらをいたぶるのは気分がいいなあ。そう思うだろ？女王様」
マリー「・・ひっく・・・・ひっく・・・いやだ・・・いやだ・・・・」
泣きじゃくるマリーの前にたち、意見を求める冴える蛇のひどさに私は絶望する
そして、なにより
こうして、何もできない自分自身に絶望する
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真ん中さん - カノォォォォオオ！！！。°(°´д`°)°。 (2018年1月17日 19時) (
レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
カノキド大好きだぁぁぁぁー - ｳﾙｳﾙ(泣) (2017年5月14日 11時) (レス) id: 3acfe3669e (このIDを非表示/違反報告)
修たんを愛し隊 - 悲しかったおぉぉぉぉぉぉっ！！！カノぉぉぉぉぉぅ！！！！ (2015年8月13日 8時) (レス) id: 4b27b4d586 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 秋田犬さんの小説物凄く大好きです。面白かったり感動したりとてもすごい小説でした。辞めてしまうのがとても悲しいです。秋田犬さん今までいい小説をありがとうございました。 (2015年5月24日 19時) (レス) id: 51763c3e7a (このIDを非表示/違反報告)
ちづる(プロフ) - 秋田犬さんの小説すごく好きです。普通の小説より魅力的でした。私から言わせてください、感動をありがとうございました。 (2015年2月20日 21時) (レス) id: 9d24c3ba04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋田犬 | 作成日時：2014年12月21日 20時
