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[シンタローside]
他のやつらと無事合流でき、現状の報告をするがほとんどいい話はなかった
話に出ていたその冴える蛇を探すため、俺達は更に下へと進んでいたわけだが・・・
シンタロー「ここ、どんだけ広いんだよ」
貴音「ホント・・・」
コノハ「なんだか、迷路みたい」
一向に歩いても歩いても何も見つからないどころか、迷子になっていた
途方に暮れていた俺達は、その場で立ち止まる
カノ「あ、僕思いついちゃったかも」
しばらくしてカノが手のひらに拳をポンっと軽くたたいてそう言った
キド「何をだ」
カノ「あのね、ヒビヤ君の能力使ってみたらどうかな？まだ、使ってことなかったでしょ？」
ヒビヤ「そういえば、僕って一体なんの能力だったのか知らない」
アヤノ「そっか、お母さんの日記に書いてあることが本当ならヒビヤ君の能力って千里眼だったね」
シンタロー「そういうのはもっと早く思い出せよ！！」
アヤノ「アハハ・・・ごめん・・・」
ヒビヤ「じゃあ、やってみるよ」
緊張の糸が張り詰め、ヒビヤ君を皆で見つめていた
赤く染まったヒビヤの目に映るのは、一体なんなのだろうか
ヒビヤ「見えた。この下！！この下に、さっきのやつがいた！！そのそばに、おばさんも」
キド「でかしたぞ、ヒビヤ」
シンタロー「下っつってもどうやっていくんだよ」
居場所が分かったところで、下に通じる階段はない
またしても、問題は増えていくばかりでキリがない・・・
コノハ「・・・下・・・・下・・・・」
エネ「ちょっとあんた、何してんのよ」
頭をかかえて次の策を考えていると、コノハが地面を右手で撫でて何かつぶやいている
疑問に思い、顔をグッと近づけて見ていると
コノハ「真下」
如月「も、もしかして・・・・」
コノハの右手が宙に上がり、風を切る音と共に地面に殴りつけた
その反動で、地面は粉々になっていきガラガラと音を鳴らしながら俺達の足場を崩していく
シンタロー「のおおおおおおおお！？」
あまりにいきなりの展開
そして、足場を失い下に落下する俺達・・・
意識が飛びそうな中で、俺はただひたすら恐怖で叫ぶことしかできなかった
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真ん中さん - カノォォォォオオ！！！。°(°´д`°)°。 (2018年1月17日 19時) (
レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
カノキド大好きだぁぁぁぁー - ｳﾙｳﾙ(泣) (2017年5月14日 11時) (レス) id: 3acfe3669e (このIDを非表示/違反報告)
修たんを愛し隊 - 悲しかったおぉぉぉぉぉぉっ！！！カノぉぉぉぉぉぅ！！！！ (2015年8月13日 8時) (レス) id: 4b27b4d586 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 秋田犬さんの小説物凄く大好きです。面白かったり感動したりとてもすごい小説でした。辞めてしまうのがとても悲しいです。秋田犬さん今までいい小説をありがとうございました。 (2015年5月24日 19時) (レス) id: 51763c3e7a (このIDを非表示/違反報告)
ちづる(プロフ) - 秋田犬さんの小説すごく好きです。普通の小説より魅力的でした。私から言わせてください、感動をありがとうございました。 (2015年2月20日 21時) (レス) id: 9d24c3ba04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋田犬 | 作成日時：2014年12月21日 20時
