【セト】 緑のカエル と 生意気な子猫。 【カゲプロ】

その１７っ！ ページ19

貴「ほら、もうすぐ夕飯出来るみたいだしさ、早く行こ」


　セ「…っす」


　貴「え？なんて？」


　セ「待つっす」



　ベッドから立ち上がったAを呼びとめた。

　
　するとAは、ベッドに座っている俺を見て、不思議そうな表情をする。




　セ「ホントに悪いんすけど、今話してほしいっす。その不思議なことを…」


　貴「…え」


　セ「…ダメっすか？」


　貴「だって…めんどくさいことになりたくないし…」


　セ「だったら、俺だけにも話すっすよ！ 絶対誰にも言わないっすから！」




　何で…何でこんなに気になってしまうのか…？

　自分でもよく分からない。



　今度話すって言ってるのに……自分の脳がまるで、言うことを聞かないようだ…。



　
　貴「…はぁ、ま、話しても減るわけじゃないし、別にいいんだけどね。

　 でも、絶対言うなよ」


　セ「うっす!!」



　Aは、嫌々だったが、話してくれることを決心したようだ。



　

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あずきいろ

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