［二次創作］_幻_想_郷_の名も無き異変の話 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:229 hit

0-4 ページ6

「暇だ！」
だだっ広い研究室でそう呟く。

「えぇい、暇なら手伝えよ」
大量の物資を抱え込みドタバタしているのは..助手...?である。

「嫌だ。大体君が忙しいのは容量が悪いからだろ。僕は悪くない。僕を見習え！」
それを嘲笑うかの様に...、いや、しっかり嘲笑っているなこれは。バカにしながらも、自分は褒めたたえていくスタイル。使わないならその顔面偏差値等欲しい所だが...。

「あのなぁ、これは本来お前がやるべき仕事でな、」

「うるさい！黙って仕事してろ。愚か者め。」

人間界の会社ならおそらくパワハラ等で解雇、損害賠償沙汰であろうがここは幻想郷。そんなことは多分ない。

どう見ても茶番にしか見えないが、これでも幻想郷内ではトップを突き抜ける科学者と、助手...?である。あの名医で有名な永遠亭の御用達であり、これまでに数々の生物や病と戦ってきた。

その経歴は数多いが、本人は至って変人であり、中々大衆の前には現れない。が、その高い顔面偏差値だけはしっかり民衆の知識としてあり、彼にお近付きになろうとする者も居る。お近付きになっても、作者の様な性癖がない限り幻滅する事になるだろう。

そんな奇妙な研究室に客人が訪れる。