【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ40)

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復帰バトルフィールド！！📚 ページ40

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だが、世界の理では楽しい時間はすぐに過ぎてしまうようで。そして神様は俺たちを”ハッピーエンド”で終わらせてくれる気はないようで。

㏔「A様！もう敵軍が！！」
『リユ。先に逃げとけ。』
U「……分かったわ。」
「！待ってA先輩！！」

ユウが俺等の方に来ようとするがもう無理だ。お前が止めようとする事も見えていたんだ。だから少しだけ時間を稼いだんだ。

「A先輩！ダメ！戦場に行ったら先輩が……！」
『悪いね、ユウ。俺が頑固なの知ってるだろ。』
リ「もしかしてもう分かっていたのかい？」
『一種の賭けさ。何人もの命を犠牲にするか自分のみを犠牲にするか。』

簡単だろ、俺等には。答えは……

『もう、決まっている。』
マ「A……」
『マレウス君はこんな無責任な王にはならないようにね。』
レ「くそ！何で干渉できないんだ！！」
『……頼む……ユウの事を頼んだぞ。』

俺は軍服のマントを翻し、ベンの隣に立つ。本望だっていっただろ。大切な人を守って死ねるなんて。

I「んじゃ、行きますか。」
『先に死ぬなよ。』
I「タイムリミットは？」
『10時キッカリだ。』

アイツ等が俺等を止めようとしているが、もうそろそろだろう。時空の境へ行って世界を超える。それまでの時間は魔法陣を壊してはならない、使用者が時空に取り残されてしまう可能性があるから。

ヴ「ちょっとアンタ本気で死ぬ気！？」
イ「A氏！！ベン氏！！」
ア「今ならまだ間に合いますよ！！」
I「皆あかんて～……そんな優しい言葉言わんといてやぁ……合計30歳のおじさんに何て事いうんや～……」
『魔法陣が壊れるとお前等に危険が及ぶ。……言っただろう。”お前等の安全は保障する”ってな。』

例えそれが俺等の身を滅ぼそうとも。俺等は武器を構えて戦闘準備をする。

I「お前と共闘するの久しぶりだなぁ！お前が王になる前だから……」
『吞気だな、お前。死ぬんだぞ。怖くないのか？』
I「だってお前も言ってただろ？”1人じゃなきゃ怖くねぇ”ってさ！」
『そういう意味で言ったんじゃないんだがな……』

すると後ろの魔法陣が淡く光り始める。するとユウ達は消え、魔法陣のみが起動されている状態になった。……やっと時空に行ったか……

さて、カッコつけちゃったし儚く散ってまいりましょうかね。

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サネカズラ(美男葛){再会、また会いましょう}
シオン{君を忘れない}
スイートピー{別離,永遠の別れ,さようなら}