【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ28)

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飾付ディファレント！！📚 ページ28

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隣の部屋に行くと部屋が華麗に飾り付けられていてビックリした。昨日は全然普通の部屋だったのに……！こんな短期間でこんなにきれいなのが出来るんだと感心してしまう。

リ「おはよう、全員揃っているようだね。」
ケ「1年生組やほやほー！ここ空いてるよ～。」
デュ「凄いですね……これ1日でやったんですか？」
U「ふふ。それは流石に無理よ。貴方達が着た後から着実に進めて今日やってるだけだから。」
ジャ「それを音沙汰も無くやってのけてたって事か……」
ル「ボーテ！別れの前に美しい思い出を飾ろうとするその精神……まさにボーテだよ！」
I「おーい、料理持って来たで～。」

周りを見ると熱砂の料理も和食も沢山ある。皆が色んなものを作ったから種類がごちゃ混ぜだ。多分だけど和食系を作ったのはA先輩だと思う。それ以外に知ってて作れる人なんていないような……(失礼)

マ「人の子。やっと来たのか。待ちくたびれたぞ。」
「ツノ太郎！呼んでもらえてたようでよかった……」←
イ「か、監督生氏、やっと起きたんでござるか。」
「イデア先輩まで！今日はちゃんと出てるんだ……」←
イ「失礼でござるな！？拙者も出る時は出ますわ！」←
オ「兄さんは僕が連れてきたんだ！流石に最後なのに顔出さないのもあれだしってAさんが言ってたから！」
「なるほど……それなら分かるかも……」
『おう、皆そろってるな。』

後ろを見ると料理を作っていたメンツが集まってきた。ここにいっぱいあるのにA先輩達は両手に沢山の料理を持っていた。

『じゃあ皆集まったようだから始めようか。』
I「最後のなんだしAがなんか声掛けでもしてくれたらええんやない？」
『お前なぁ……無茶振りにもほどがあんだろ……』

そう嫌がりながらもA先輩はグラスを持って立ち上がる。そして高く上げて言葉を紡いでいく。

『この10日間一緒にいてくれてありがとう。お前等が来る前は俺は大体仕事漬けでほとんど娯楽なんてやってきてなかったからお前等を楽しませられたか分からない。』
I「本当にAは詰め込み過ぎなんや。少しは俺等を頼りぃ？」
『はは、そうさせてもらうよ。……じゃあ、俺達の出会いと帰郷への祝福を…乾杯。』

乾杯！、と皆がグラスを合わせていく。この景色を見れるのもこれで最後かもしれないと思うと少し切なくなった。

それを紛らわせるように私に慣れ親しんだ和食を口に突っ込んだ。