【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ27)

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最終ミステリー！！📚 ページ27

9日目

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Aside.

俺はいつもの時間に起きて走り出す。嫌な事があった時や怖い夢を見た時もいつも振り払うように走り抜ける。まるで風と一体化してるかの様に。

『今日はここまでにするか……』
mbA「A様、”アレ”の準備が出来ました。」
『おお、良かった。……いきなり言って悪いな。』
mbA「いえ、大丈夫ですよ。A様もすっかり明るくなられていますよ。」
『俺が……？』
mbA「はい。ユウ様が来る前はずっと仕事漬けで……いつ倒れてしまうのかメイド・執事共は大変心配しておりました。」

そういえば……俺はここに来てからユウが来るまでの間はずっと資料とにらめっこしていたような……？それは確かに倒れるとか思ってるだろうな……

『そうかもしれないな。心配してくれてありがとうな。』
mbA「お褒めいただき幸栄です。私はそろそろ準備に取り掛かりますね。」
『ああ、頼む。』

そう言ってまた㏔に微笑んだ。……生きた心地がしなかったあの頃よりずっと笑えるようになれたような気がした。

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ユウside.

朝早く起きると何か騒がしくて不思議に思った。

エ「あっちの方騒がしいよな。」
エペ「なんかあったのかな？」
ジャ「……ちょっと行ってみるか。」

そう言って私達は騒がしい声のする方まで近づいて行く。

カ「お！監督生！起きたか？」
「カリム先輩！？」
『あ、ジャミル君。ここに入れるといい感じに味付くよ。辛めにしたいならもう少しスパイス入れた方がいいと思う。』
ジャミ「なるほど……」
セ「一体どうなっているんだ！！？」

そこでは料理の得意な人達が集まっている厨房だった。カリム先輩はジャミル先輩が心配で連れてきたけど、料理力は皆無だからやらせないようにしているらしい。

ト「お、いらっしゃい。」
ラ「丁度良かったッス！この料理、隣の部屋に持っていって欲しいっス。」
ジャ「えっと、先輩方は一体何を……？」
『お前等は明日には帰るだろ？だからせめて最後位は皆で集まってパーティーでもしようかって言ったの。ここは料理班。料理出来ない人は現場の飾りつけしてもらってるよ。』
セ「マレウス様もやっておられるのですか……？？」
『うん。レオナはラギーに頼んだんだけどマレウス君は俺が呼んだら一緒にやるって言ってやってるよ。……あ、勿論リリア君も一緒に連れてきたから安心して。』
セ「そ、そうですか……？」

そしてA先輩は私達に料理を渡して、頼むよ。と笑った。