【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ25)

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過去リューニオン！！📚 ページ25

過去

【過去ビカムアキング！！の続き】
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Aside.

ユウは見つからずに10年は経っていた。何時現れるのだろうか、それとも違う世界にいるのだろうか……

『ふは。俺も我ながら変人だな。』

ユウの事を変人だと思っていた頃の俺に言ってやりたい。{そいつに関わるとロクな事ねーぞ}ってな。

でもこうやってユウを探し続ける日々も悪くないな。あわよくば……

『桃……か。』

そうか、もう春なのか。そろそろユウと出会った日になるのか。
桃の花の花言葉は……{貴方に夢中}……だっけな。

I「A！大変や！！」
『どうした。敵襲か。』
I「んな簡単な事じゃねーから俺が出向いてるんやろがい！！」
『ま、まさか謀反か！？でもアイツ等は俺の事を慕ってくれて……もしかしてあれは嘘だったのか！？』←
I「落ち着けっての！！お前は発想が物騒すぎるわ！！」←

はぁ、お前の動揺っぷりで冷静になれたわ。というベン。何でだよ←

I「"ユウが来た"」
『……は……？』
I「な！一大事やろ！だからはよ来てや！！」

ユウがこの世界に来たのか……？信じられなくて頬を掴む。でも夢ではないようで何も起こらない。

I「ここにおるｋ……ってA！！」

俺はベンの言う事など聞かずにドアを開ける。そこには……
俺は目の前の光景が幻影ではないかと思い始めたが彼女がこちらを見ると笑顔に変わる。

その笑顔は紛れもなく、あの時と同じ笑顔で。

『……お帰り、ユウ。』
「ただいま、A先輩。」

そう言って小悪魔のような笑みを浮かべた。

～

U「本当に馬鹿じゃないのかしら。」
「う“……」
『……まさか"コケてスイッチ押した"ってドジなのかよ……！！』
I「あっはははは……オチがねぇ～……」←

あの機械には触れた痕が無かった。だから何かの事故だとは分かっていた。分かってはいたが……

『ドジは気を付けろ。お前のドジは世界を破壊しかねない。』←
「物凄く壮大ですね！？」←
U「でもその通りになってるじゃない。」
「言い訳が思いつかないッ”！」←

あぁ、これだ。これを待ち望んでいたんだ。
自分の命や時間も捨てて手に入れられたものは……

「先輩ッ！助けてくださいよ！！」
I「まーまー、とりあえずユウのお友達の様子見に行かんとやろ？」
U「問答無用よ！そこに座りなさい！」

こんなにも当たり前の事であって。でも……それでも。

──俺にとっての最高の宝物だ。──