【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ12)

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祭典シグニフィキャンス！！📚 ページ12

ユウside.

今日は皆で街に降りて沢山買い物をしています！

エ「うわ、なんだこれ！うまそう！」
『あ、それはキムチだな。辛いけどうまいぞ。』
エ「ケイト先輩とか好きそうだしコレ買ってこ～……すんませーん！」

エペ「これってマーガレットですか？」
I「そや！マーガレットは死者を運んできてくれるって言われてるからなぁ！」
ジャ「そうなんすか？」
I「そうそう！皆が置いたマーガレットが道になって俺等の所に来てくれるって話があるからそれがずっと伝わってるんだよなぁ……」

デュ「監督生！あれ見てきてもいいか！」
「あんまり遠くには行かないでね～」

私は1年生と2年生と回ってます！3年生は襲われてもそれほどの実力があるからとリユ先輩と行ったらしい。まぁリユ先輩とヴィル先輩、結構気が合うらしいから良かったよね。

リ「マーガレットが死者を運んでくる……」
I「そうそう。実は歴史本にこんな童話があるんだけどな？設定が少年が音楽好きなんだけど家は音楽を禁止してる家なんだよな。」
シ「そんな家があるんだな。」
I「俺もビックリしたぜ。俺的には音楽が無いと詰まんないし生きてけねぇよぉ～」

そう言ってベン先輩は笑うと皆もつられて笑った。

I「で、その少年なんだけど家から飛び出して有名な歌手の墓に潜り込んでギターを弾いちゃったんだよ。そしたらその少年は幽霊になったってわけさ。」
ア「弾いただけで！？確かに墓に入るのはダメですけど……」
ジャミ「罰が下ったんじゃないか？」
I「そーかもね。詳しくは証明されてないんけど俺的には弾いたその少年をその歌手の所に導こうとしていたのではないかって考えてるんだよなぁ。」

その話はどこかで聞いたことのある話だけど思い出せなかった。

『何の話をしていたんだ？』
I「あー、死者の国を冒険した少年の話～。」
リ「死者の国を冒険？！」
『お前等の国では陰気臭いって聞いたけどこの死者の国はお祭り騒ぎだ。後その童話では人には2回の死があるとされる。』
ラ「2回ッスか？1回じゃなくて？」

ああ、とA先輩は言って空を見る。

『1回目はこちらで何か起こって死ぬ。これは皆が知っている死ぬという事だ。そしてもう1回の死は……"皆から忘れ去られることだ。"たとえ死者の国で覚えられていてもこちらで覚えていなければ死ぬんだ。』

その話を聞いて私はA先輩の夢に納得してしまった。A先輩の夢は……
"誰しもが知っているような人になる事。"