【twst】 TIME OVER -第一節-【逆トリップ】【男夢主】 (ページ25)

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好敵手(ライバル)コンパテーション！！📚 ページ25

Aside.

……ユウに嫌なことしたかな……アイツ潔癖症とかだったらどうしよ。
マジでごめん。好きじゃない奴と手繋ぐって……嫌だったよな……

そう思いながら模擬戦の準備をする。

模擬戦は3回戦行われる。
・真正面スタート
・武道のみ
・実践訓練

真正面スタートは手合わせと同じような感じをイメージしてくれればいい。
武器を用いて行う。剣、ナイフは木製、銃はペイント弾だ。
剣、ナイフは相手の急所に触れたら、銃は急所にペイント弾を相手に当てれば勝ち。

武道のみは名のままだ。まぁ、ベンの得意な部門だ。
武道のみを用いて戦う。相手が気絶もしくはリタイアしたら勝ち。

最後に実践訓練だが……実際の戦いと同じく戦場をイメージした部屋で二人離れた所からスタートし、戦うという訓練だ。
模擬戦、進格会等によく用いられるものだ。

以上。

まぁ、大体俺が前半の両方に負ける事が多かった。だが今回もそうとは限らない。絶対に勝って見せる。これが……

～

「それでは始めます！！」

集まったのは訓練していた兵とユウ、ユウの客人達だ。
今回は客や国民がいないから全力でいける。

「先輩方、準備はいいですか？」
I「もちろんやで！！」
『あぁ。大丈夫だ。』

ユウに伝えるとベンがこちらを見ていることに気づいた。

『……なんだ。』
I「へへ、お前とやるの久しぶりで楽しみで仕方ねぇんだよ」
『奇遇だな、俺もだ。』

此奴と気が合ったのはいつぶりだろうか。

昔から俺とベンは対立していた。毎回ベンとは気が合わなかった。
それでもこの関係だけは何処にいっても変わっていなかった。

＿＿俺自身も変わって欲しくなかったと思っていたからかもしれないが。

「それでは……よーい、始め！！」

その声が聞こえた瞬間、俺はベンに仕掛けた。