ショウくん ページ15
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店に着いたら先に玲於くんの知り合いの方がもう既に座っていた。各々注文して3人で乾杯をした
『…で、たまに表参道ですけど、主に新宿店にいますね〜』
その知り合いの方っていうのは、玲於くんと交流がある某ファッションブランドの店員さんのショウくん
一応同業者ってことになるから、親近感湧くし、歳も近いし、紳士的でかつお洒落で悪いところなんて探そうとしない限りない
全然知らなかったけど、1度展示会でも同じ空間にいた事があったらしい(笑)
『そんで発注ミスしちゃって…限定品こんなに届いちゃってどうするってね〜』
「うんうん〜」
とりあえずお友達から始める為にタメでいいよって言ってくれたから、タメで話すことになった。お友達から始めるって聞きが悪いけど、ほんとにただ気が合いそうで面白い方だなって思った
『こいつ〜、小学生んときずっと構ってちゃんだった』
『俺がダンス行こうとしたらさ、れおくんいっちゃうのやだ〜って泣いて〜(笑)』
「なにそれっ!そんなの覚えてないや…(笑)」
わたしが覚えてないだけで、玲於くんは意外と小さい頃のこと覚えてたりする
「あっ、ショウくんごめんね、こんな話ばかりで」
『全然、聞いててめちゃ面白いよ(笑)』
『長年付き合ってるカップルみたいな(笑)』
「え?(笑)」
ショウくんのひとことで少し取り乱した、けど玲於くんは直ぐに否定する
『Aとそういうんじゃねぇから、それは言っておく(笑)』
「う、うん!なんか幼少中高共にって感じで育ってきて!?」
『Aちゃん動揺しすぎ(笑)』
『ふたりの関係なんか良いね〜』
『やっぱり良いっすね〜』
『色々話も聞いてくれたし』
こう見えて感謝してるんすよ〜ってひとこと残してレモンサワーごくごく飲んでるの
単純に嬉しいし、酔ったときに目の下が赤くなる感じと髪の毛を手で後ろに靡かせてるところで、ツンケンした玲於くんとのギャップが生まれる
『Aちゃん、良かったら連絡先…』
「うん、これ読み取ってくれたら」
『追加できた!アイコンは…LA?』
「そう、友達と卒業旅行でLA行った時の』
『Aちゃんめちゃスタイル良いね』
「いやいや〜とんでもない、でもそう言ってくれてありがとう」
そうやって褒め上手なところ、やっぱりショウくん経験豊富そうだなと感じる
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まめこ(プロフ) - この小説とっても好きなので続きがとっても楽しみです!! (2020年5月31日 22時) (レス) id: 561fa70743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かれん | 作成日時:2020年3月10日 0時