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ポストを覗き込み何も入ってないのを確認してからいつも通りエレベータに乗り込む。
目的階を押し
ドアが閉まる。
ほんの数秒で目的階に到着しドアが開く。
冷えた空気
静かな廊下
黒い影が俺の部屋の前にいる。
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なんで？
そんな表情になって直ぐにその黒い影が人だとはっきりと分かる。
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ユラリと揺れてから光るものがある。
心拍数が飛び跳ね
足が動かない
あの時と……同じ……
尋常じゃない汗が吹き出しここから逃げないといけないと脳内で叫んでいく。
そう思った瞬間
ユラリと揺れた黒い影がこっちに向かって走ってきてあっという間に捕まる
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光る何かが刃物だと分かった瞬間
振り上げられた
身をかがめた瞬間
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――――ヤバイ!!!!!
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「変な声を上げて起き上がったのは、自分の部屋だったていう間抜けな夢で起きましたとさ。おしまい。」
数秒黙り込んでからビビった表情で言うのは飯を食うのすら忘れて固まっている大橋。
「怖すぎる。」
「俺の演技力最高やな。」
「マジですか？マジの夢なんですか？」
「マジ。でもさ、夢占いだと吉夢言うやん、やっぱり俺ってついているって思うんよ。」
「無茶苦茶ポジティブ宣言された。」
「あかんのか？」
「いえ、流石っす。」
なんてあっさり返事をされて飯を食い始めた。
怖い言うてて飯食うのは別なのか。
「冗談の夢ってなんだ？」
「作り話ってやつです。」
「そこまで暇じゃない。」
「……ここで僕に話している時点で暇かと。」
「はーいーーー？？なんて言いました。大橋くん？」
「小さい声で言うたのに完全に聞こえているって怖すぎ、冗談です、すいません。」
つまんね。
なんて思いながらカレンダーをチラ見する。
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瀬奈(プロフ) - うずら様 コメントありがとうございます。嬉しい言葉です。中だるみするかな？そう思いながら日々更新しています。これからも宜しくお願い致します (2022年12月2日 16時) (
レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
(名前)うずら(プロフ) - 毎日更新ありがとうございます。わくわくが止まりません。 (2022年12月1日 17時) (レス) @page42 id: 916cc9618b (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈(プロフ) - ショーン様 コメントありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。まだ続きそうなのですが、これからもお付き合いくださいませ。 (2022年12月1日 15時) (レス) id: e0d9c8d2ca (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - いつも楽しみにしています。話の展開がワクワクしてきました。これからもよろしくお願いします。 (2022年11月30日 19時) (レス) @page41 id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬奈 | 作成日時：2022年10月24日 16時
