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ASide
A｢よし、もう考えない様にしよう。｣
夕飯の支度中、私は自分に言い聞かせるように思いっ切り頷く。
時透さんの��すぐ忘れる��発言を聞いて何だか私も忘れる事が出来そうな気がして。
宇髄さんもきっともう気にしてないだろうし。
A｢味はこんなものかな。｣
今日も良い出来！なんて思っていると、｢わあ、今日も美味しそうですね！｣隣からふわっと姿を現した胡蝶さん。
A｢そうでしょう？｣
ふふっと得意気に笑ってみせる。料理の腕にはちょっと自信があるのよね。
A｢それはそうと、胡蝶さんが夕飯の支度中に入ってくるなんて珍しいですね。何かあったんですか？｣
支度中は煉獄さんがたまに入ってくる程度で、いつもは私1人だから、何だか新鮮な気分だ。
しのぶ｢そうでした。これを渡そうと思って。先程預かったんです。…伊黒さんに。｣
A｢伊黒さん？｣
そう言って首を傾げていると目の前に差し出されたのは一通の手紙だった。
A｢…甘露寺さん宛と間違えてませんか？私伊黒さんと文通した事ないんですけど。｣
しのぶ｢きちんとAさんの名前が載っていますから、間違いはないはずですけど。｣
確かに、よく見てみれば私の名前が書いてある。
しのぶ｢では、ちゃんと届けましたからね。…お邪魔してすみませんでした。夕飯楽しみにしています。｣
そう言って胡蝶さんは羽織を翻し私に手を振り出て行った。
伊黒さんからの手紙…何だろう？
私は少しドキドキしながら手紙の内容に目を通した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
明日早朝起こしに来い。
冨岡よりも早くに、だ。
分かったな。
伊黒小芭内
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
私はその手紙の内容がすぐには理解出来ず暫し固まる。
起こしに来い…？冨岡さんよりも早く…？
ていうか手紙で言う必要なくない？直接言ってくれれば良いのに。
そう考えていると、お味噌汁が勢いよく鍋から吹き出してきた。
A｢ア"ーーーーーーーーｯ!!(汚い高音)｣
料理そっちのけで手紙に集中してた。やらかした…。
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美穂(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2022年8月12日 17時) (
レス) @page10 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
愛の心(プロフ) - この作品好きですがこうしんされなくてかなしいです (2020年6月14日 22時) (レス) id: 71ca081a14 (このIDを非表示/違反報告)
愛の心 - いつも楽しみにしているんですが、なかなか更新が進まないので寂しいです 時間に合間があれば更新してくれませんか 身勝手ですかよろしくお願いします (2020年5月3日 23時) (レス) id: eaa1b78d3d (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - 初コメ失礼します！とっても面白くて最高です！これからも更新頑張ってください！応援しております！ (2020年1月19日 13時) (レス) id: dcdae6c8af (このIDを非表示/違反報告)
kisaki(プロフ) - すごく面白いです！！！一つ質問なんですが、ブラクロの作品は更新されますか？とても楽しみにしているのですが、、れぃち。さんの作品なのでこちらが口を出すのもアレなのですが、出来れば更新して頂けると嬉しいです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年1月15日 0時) (レス) id: ddf9840a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れぃち。 | 作成日時：2020年1月9日 3時
