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目が覚めると、見知らぬ部屋のベッドの上に私はいた。
体を起こし、周りを見回す。窓がない上、明かりも最低限しかなくて薄暗い。占い師とかがいそうな部屋。
「…ここは、一体 ？」
何があったのかを思い出そうとするけど、全く思い出せない。記憶喪失かと思ったけど、自分の名前はわかるし、他にも、他、にも？
─あれ、私、は。
思い出そうとすると、頭が痛くなる。そんな時だった。
コン、扉がノックされ誰かが入ってくる。入ってきたのは夏目君だった。歩いてきて、ベッドの横にあった椅子に座る。
「夏目君、ここは、どこなの？何で私はここにいるの？」
聞けば、夏目君は不思議そうにキョトンとして言った。
「…ここは秘密の部屋デ、君はずっとここにいたでショ？何をを言っているノ？」
「夏目君、何を言っているの？私は、」
…私は？
ここにいた？ずっと？
「どうしたのサ？嫌な夢でも見て、混乱しているのかナ？これでも飲んで落ち着いテ」
ホラ、と夏目君は紅茶を渡してくる。ほどよい温度になっているそれを怪しむことなく飲む。
あぁ、そうだ。
「そうだったね。私はずっとここにいたんだった」
何であんな風に思っていたんだろう。私は
「ホラ、紅茶を飲んじゃっテ」
夏目君が早く飲むようにと促すので飲み干す。カップを夏目君に渡すと、夏目君は立ち上がった。
「どこか行くの？」
すると夏目君はにこりと笑った。
「ちょっと用事を済ましてくるだけ、ダヨ。」
それだけ残して、夏目君は出ていった。
＊ side逆先夏目→←薬は緩やかな猛毒 【逆先夏目】／リクエスト
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藍刻 零紗(プロフ) - 五奇人P &夏目くんPさん» リクエストありがとうございました！かなり遅くなってしまいましたが夏目君、追加いたしました！ちょっと分かりにくい話で申し訳ないです。少しでも良いと思っていただけたら幸いです！ (2017年11月5日 22時) (
レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - 五奇人P &夏目くんPさん» 了解いたしました！リクエストありがとうございます。ただ、他の作品のリクエストがまだ消化出来てないので少々遅くなると思います。申し訳ないです。 (2017年10月15日 10時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
五奇人P &夏目くんP - リクエストで夏目くんおねがいします (2017年10月15日 10時) (レス) id: 519f9ef82c (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - 申し訳ありません、忘れておりました。御指摘ありがとうございます。おそらく外せたかと…。以後気をつけます。 (2017年6月11日 17時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
闇落ち寸前審神者(プロフ) - あんスタを使って小説を書く場合は、オリジナル作品ではなく二次創作なのでオリジナルフラグを外してください。 (2017年6月11日 15時) (レス) id: d5d3da1a1c (このIDを非表示/違反報告)
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