第３６話 〜『流星隊』〜 ページ5
レッスンを開始して『流星隊』の皆は私にパフォーマンスを見せてくれている訳だけど…。
千秋と高峯君の温度差凄いな！
ちょっとは千秋から聞いてたけど、やる気は私でもどうしようもない気がする。本人次第だもの。
とか考えてる間に三曲終わった。
汗を拭きながら、千秋と奏汰が近づいてきた。
「A、俺達のパフォーマンスはどうだった？」
息切れはしていない。…一番動いてたのにね。三年ってすごいよね。なずなといい、千秋といい。奏汰も平気そうだし。
「動きがかなり激しいね。千秋と奏汰は平気だろうけど、一年達にはちょっときつそうに見えたよ。…特に仙石君、大丈夫？はい、これ飲んで」
だって仙石君、倒れてるし。とりあえずスポドリを渡しておこう。
「あ、ありがとうでござる…」
なんとか立ち上がり、仙石君がスポドリを飲んだ。
体力がないようには見えないんだけど。
「うむ、どうしたんだ仙石？いつもよりバテるのが早いぞ！」
千秋がタオルを渡しながら聞く。すると、仙石君は少し恥ずかしそうに
「A先輩のような凄い御仁にプロデュースしていただけると思うとその…」
「なるほど、気合いが入ったんッスね！わかるっス。俺もつい、力が入っちゃったッスから」
鉄虎君が笑いながら言う。そんな事言われちゃうと照れるな。
「あの、A先輩。」
真剣な表情になって鉄虎君が話しかけてきた。
「ん？何かな？」
「その、俺の動きどうだったかなって。ちゃんと動けてたか自信がないっス…」
「大丈夫だったよ？むしろかなりいい動きだったと思うけど。まぁ強いて言うなら、力強さがもう少し欲しいかな？」
「本当ッスか！良かったッス！うーみゅ、力強さッスか…確かに隊長は力強いッスからね！」
ありがとうございます、鉄虎君が頭を下げる。いやいや、当然のことだよ。プロデューサーだからね。
「あ、あの。拙者はどうだったでござるか…？」
体力が回復したらしい仙石君が聞いてきた。回復スピード凄い。
「動きにキレがあってとても良かった。鉄虎君同様力強さがあると更にいいかな」
ちょっとアドバイスすると仙石君は目を輝かせた。
可愛らしいなと思いながら私はすみっこに座っている高峯君のほうに向かう。彼だけは本気を出してくれなかったので、アドバイスが出来ない。
なので、本気を出してもらうことにした。
第３７話 〜続『流星隊』〜→←第３５話 〜『流星隊』との対面〜
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藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» コメントありがとうございますm(。≧Д≦。)m過去編、なんとか組み込みたいので頑張りますね。…いつになるんでしょうかね…過去編(´-ω-`)スローペースすぎて(´；ω；`)でも必ずやるので！ (2017年8月6日 21時) (
レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 過去編やってもいいと思いますよ〜｀・ω・´ (2017年8月6日 16時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - 苺タルトさん» コメントありがとうございます！マイペースなノロノロ更新で申し訳ないです…。なんとか更新出来るように頑張ります(^o^;) (2017年7月13日 19時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
苺タルト - 更新楽しみに待ってま〜す！ (2017年7月13日 18時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございますm(。≧Д≦。)mコメントがくるたび、「やった！」と叫んでおります！これからも頑張ります！！ (2017年7月4日 7時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
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