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第35話 〜『流星隊』との対面〜 ページ4

私はわりとウキウキでレッスンルームへと向かっていた。

昨日のプロデュースが結構楽しかったから。千秋と一緒に向かっても良かったんだけど、千秋は

「せっかくAがプロデュースしてくれるからな、全員連れてくる!」

そう言ってメンバーを呼びに(もとい捕まえに)走っていった。椚先生とかがいたら、間違いなく捕まって説教をくらうだろうね。

…というか、相変わらずメンバーの集まりが悪いのか。

奏汰は噴水にいるだろうけど。

考えているうちに、レッスンルームに着いた。

明るい。もう誰かいるんだろう。

私はドアを開け、中に入る。

中には、二人いた。小柄で身軽そうな子と、武道…空手をやってそうな子。知らない顔だから、多分一年だろう。

「あ、A先輩っすよね?」

空手をやってそうな子が聞いてきた。

そうだよ、と返せば

「俺は南雲鉄虎ッス!今日のレッスン、お願いします!」

元気よく、自己紹介してくれた。

「南雲君はさ、空手かなんかやってるの?」

そう聞いた。

すると南雲君は驚いたような顔で、

「何で分かるんッスか?…あと、鉄虎でいいッスよ!」

と言った。

「なんとなく分かるの。凄いでしょ。…そっちの子は?」

さっきから無言の子を見る。

するとその子は、

「せ、仙石忍でござる…。えっと、会えて光栄でござる!」

ちょっとテンパりながら自己紹介をしてくれた。ちょっと人見知りなのかもしれない。

二人の自己紹介が終わったところで、外から声が聞こえてくる。


「すまん、待たせたな!」

千秋が誰かを引っ張りながら入ってきた。後ろには、奏汰もいる。

「ほら、高峯。自己紹介してくれ!」

そう言われ、千秋から開放された子はかなり大きい。一年だよね。

「はぁ。…高峯翠っす」

千秋とは反対で、かなり大人しそうな高峯君。

やる気はなさそうだけど、かなりの美形だ。



全員揃ったところで、レッスンを開始した。

第36話 〜『流星隊』〜→←第34話 〜『Rabits』〜



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藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» コメントありがとうございますm(。≧Д≦。)m過去編、なんとか組み込みたいので頑張りますね。…いつになるんでしょうかね…過去編(´-ω-`)スローペースすぎて(´;ω;`)でも必ずやるので! (2017年8月6日 21時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 過去編やってもいいと思いますよ〜`・ω・´ (2017年8月6日 16時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - 苺タルトさん» コメントありがとうございます!マイペースなノロノロ更新で申し訳ないです…。なんとか更新出来るように頑張ります(^o^;) (2017年7月13日 19時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
苺タルト - 更新楽しみに待ってま〜す! (2017年7月13日 18時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございますm(。≧Д≦。)mコメントがくるたび、「やった!」と叫んでおります!これからも頑張ります!! (2017年7月4日 7時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍刻 零紗 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2017年7月2日 20時

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