フタリキリ ページ11
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「ご馳走様でした」
『お粗末さまでした。っと、お風呂入りたいからお皿とか水につけといてくれるかな?』
「もちろんだ。それくらいはやるぞ!」
ありがとうと笑って風呂場に向かうA、ふとこちらを振り返りひとこと。
『………ねぇ、服貸して?』
****
「タオルとか、ここに置いて置くからな」
『うん、ありがとー』
ドア一枚を挟んですぐそこにAがいると思うと…
い、いや。そんな事は考えちゃダメだ。
Aは大切な仲間なんだから。
頭を降り、脱衣所から出る
ドア越しにシャワーの音が聞こえてくる
「っよし」
皿を洗ってからストレッチをしよう
今日はAがいるからマッサージを任せてもいいだろうか。
皿を洗っている途中、ふと気づく
「二人きり…?」
まあ俺も健全な高校生なわけで。
先ほどの脱衣所でも考えたことが頭を過る
「い、いや。Aにそんな…」
『私がどうかした?』
「っ!? A…」
そんなにビックリしなくてもいいじゃない…
と眉をひそめるAの格好は、俺が貸したTシャツに中学の時の体操服のスボン
元々華奢な体型のAだが決して身長か低いわけではない。
ただ、俺はどちらかというとしっかりした体型なので、その…服がぶかぶか。
『鉄平の服、やっぱり大きいなぁ。
まぁ出かけるわけじゃないし、いいよね』
そうだった。
Aはこういうことを気にしない奴だった…
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今孔明 - うわーん゜゜(´O`)°゜泣くよー!更新いつまでも待ってるよー゜゜(´O`)°゜ (2014年7月26日 22時) (レス) id: ff409d9c88 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - ゆいゆいさん» ありがとうございますっ♪ 更新頑張りますねっ♪ (2014年6月7日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - とても面白いですっ頑張ってくださいーっ (2014年6月7日 15時) (レス) id: a820cf8268 (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - 噛谷@不眠症Now。さん» コメントありがとうございますっ! 不定期の更新になってしまうかもしれませんが頑張りますね^ ^ (2014年5月28日 10時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
噛谷@不眠症Now。(プロフ) - 更新頑張って下さいねー!応援してます^^ (2014年5月27日 20時) (レス) id: 93c2a0a91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音央 | 作成日時:2014年5月21日 14時