青峰君の彼女と私 ページ14
*
「Aちゃん! イキナリ来てごめんね」
さつきちゃんがお土産に、と箱詰めのチョコレートをくれた
『んーん。大丈夫だよ! 狭い部屋だけどゆっくりしてってー!』
お茶出そーっとキッチンへ向かう途中に青峰くんがこちらをジッと見ていた
なんだろう、と気になったがお客さんは待たせてはいけないという謎の使命感の元、コップを用意する。
『麦茶で良かったかなー?』
「お構いなく! ありがとう、Aちゃん!」
そうお礼を言うさつきちゃんは、青峰くんを見てニヤニヤしている
「青峰くーん、Aちゃんの後ろ姿、なんとなーく似てるねー?」
「うっせぇよ! Aとあいつは違うっての!」
似てる? 誰だろう
『私、誰かと似てるの?』
そう聞く私に、待ってましたとばかりの勢いでさつきちゃんが食いついた
「Aちゃんは、月バスっていう雑誌読んだことある?」
『んー、良がバスケやってるからたまに買うかな』
良がやってるスポーツのこと、興味あるし
それがどうかしたのかな
「その中にさ、私達と同じ歳の女の子の双子って言ったらわかる?」
女の子の双子……?
『キセキの姫君って子たち?』
そうそう!
とテンションを上げるさつきちゃん。
「青峰君と、その双子の妹ちゃん、付き合ってるんだよ!
それでね、その子の後ろ姿がなんとなくAに似てるの!
同じショートカットだからかな?」
なるほど、そういうことか。
青峰君にも彼女ねぇ……とこっそり顔を覗き込むと、顔を赤く染めて窓の外をみていた。
****
気づいてくださった方はいたでしょうか?
このお話では、妹ちゃんと青峰君はくっついた後になってます。
時系列分かりずらくてすみません……
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れーね(プロフ) - 緑間良さん» コメントありがとうございます^ ^ 絶対可愛くなると思うんですよね!笑 (2014年4月29日 22時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
緑間良(プロフ) - ヤバい、良くんがピンで前髪をとめている姿を妄想したら止まらないw (2014年4月29日 21時) (レス) id: 24c42b6580 (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - 黛優音さん» ありがとうございますw はい、行ってらっしゃいw (2014年4月21日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
黛優音(プロフ) - れーねさん» 崩壊しても良いっすwwバスケ行くんでwwwではwwノシ (2014年4月21日 15時) (レス) id: f09c35b499 (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - 黛優音さん» 頑張りますw キャラ崩壊しないよう考慮しますw (2014年4月21日 15時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音央 | 作成日時:2014年4月7日 19時