【黒バス】キセキの姫君 fourth

STORY 95 ページ48

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あのダンクから誠凛が盛り返してた


ついに2ゴール差まで…！！









「まさかここまで追いすがるとはな…」




「緑間君は昔、ダンクを2点しか取れないシュートだと言ってました。
キミの3点は確かにすごいです

けどボクはチームに勢いをつけたさっきのダンクも、点数以上に価値のあるシュートだと思います」









テツヤ、良いこと言ってるな






だけど…





「中学時代から考えて、どっちも土壇場に強いからな…
真太郎も、テツヤも、伊達に全中三連覇はしてないんだ…」





残り3分、水戸部先輩がシュートを決め、ついに1ゴール差まで追いついた







『秀徳高校タイムアウトです！！』







最後のTOか…






流れはこちら側。


秀徳が突き放すかこちらが追いすがるか。






「残りの2分、ここからは真太郎が来るでしょう。
大我がガス欠なのはバレています。
きっと、3Pでねじ伏せに来ますね」






TO終了、やはり真太郎がでてきた。





「黒子くんが機能した時の凄さは、チームの攻撃力アップの他にもう一つあるわ、スティールも増えるのよ！」




大我のハッタリがばれれば真太郎にパスが集中する。




パスの場所を教えているようなものだ





…だけど。




「真太郎が来るということは、残りの四人は守りにくる。
このままじゃ、動き出したら一気に…！」




そうこうしているうちに真太郎が3Pを決める




5点差、一気に厳しくなってきた




日向先輩も3Pで返す。




「残り15秒！ 逆転、最初で最後のチャンスですよ…！」






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