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STORY 53 ページ5

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「このままマーク続けさせてくれ…ださい
もうちょいでなんか掴めそうなんス」


「あっちょ待っ…火神くん!」


カントクの言葉に振り返らずにコートに向かう大我。
…それと、もう少し敬語勉強した方がいいと思うな


「…とにかくDFマンツーからゾーンに変更! 中固めて黄瀬くん来たらヘルプ早めに!」


「そうね、涼太を止めるのが最優先だわ」


「「おう!」」


「あ、テツヤ! 少しペースダウンして。涼太相手だからあまり気は抜けないけど…。
思いっきり点差、引き離されない程度に。 出来るよな?」


「はい、やってみます」


まだ第一クォーター途中で、2コ目のTO使ってなんて言えないし…

とりあえず涼太を止めようとしたけど、海常は涼太以外も強いはずだよなぁ…


「……っ、3P決められましたね」


さっそく相手の主将の笠松先輩が3Pを決めてきた。


「海常レギュラー、ナメてはいけないって事ですね」


涼太には及ばないにしても、レギュラー皆の基礎がしっかりしている。
みんながみんな、各学校のエース級ってのは本当だ


「ジワジワ点差が開いてるわ…」


今のところ、
誠凛が25、海常が31。


「そろそろ諦めたらどっスか?
今のキミじゃ《キセキの世代》に挑むとか10年早えっスわ」


「なんだと……!?」


コートから涼太と大我の声が聞こえる


「この試合、もう点差が開くことはあっても縮まることはないっスよ

チームとしての陣型や戦略以前に、まずバスケは《体格のスポーツ》。
白姫姉妹のような特殊な人材以外では最も重視されるとこッス。

誠凛と海常じゃ5人の基本性能が違いすぎる。

唯一対抗できる可能性があったのはキミっスけど、だいたい実力はわかったっス。

潜在能力は認める。けどオレには及ばない。
キミがどんな技をやろうと見ればオレは倍返しできる

どう足掻いてもオレには勝てねぇッスよ。
ま…現実は甘くないってことスよ」


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音央(プロフ) - 音羽さん» 夢主が青峰、姉が赤司エンドになるように書いています。主人公は双子ですが、夢主の方をメインで書いています。分かりにくくてすみません(>_<) (2014年7月20日 7時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
音羽 - これ誰寄りですか? (2014年7月20日 0時) (レス) id: 378d446dfb (このIDを非表示/違反報告)
音央(プロフ) - めっちさん» 訂正ありがとうございます どこの部分か教えてくださいますか? (2014年5月2日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)
めっち(プロフ) - 小金じゃなくて小金井だと思います (2014年5月2日 16時) (レス) id: ec77ad1dee (このIDを非表示/違反報告)
れーね(プロフ) - rusiaさん» コメントありがとうございます^ ^ 大丈夫ですよ! 更新が遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新します! これからもよろしくお願いします^ ^ (2014年4月28日 16時) (レス) id: a8ee3e0c57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音央 | 作成日時:2014年2月20日 17時

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